EXECUTIVE BLOG
2023.1.16
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 恵比寿にあるからエビスビールになったのではなく
エビスビールが出来たから 地名も 恵比寿になったと言う話でした。
しかし 日本人は 明治に入るまで 酒と言えば 日本酒だけしか知らなかったと
思うのです
ビールと言うアルコールを最初に飲んだ時 一体どのように感じたのか興味が湧きますね
船も ペリーが来るまで 蒸気船など見た事ない人たちが それまで 帆を張って船を
走らせるとしか知らなかった人々は 黒い煙を吐く蒸気船を見てどう思ったのでしょうか?
当時の記録によりますと 好奇心の江戸っ子たちは 驚くと言うより興味を持った人の方が多かったと言われています
そう考えますと 当時の日本人は非常に革新的な方が多かったのではと思いますね
それで 一気に武士社会から転換し 富国強兵策を打ち出し 一気に西欧列強に
追いついて来たのだと思います。
同じ様に 食べ物や飲み物の 今まで見た事も無ければ 聞いた事も無いモノが
次々と 外国から入って来たのですが それに対する順応力や対応力も
持ち合わせていたのではと思います。
このビール 日本で最初に飲んだ人物は誰かについては 諸説色々あるようですが
日本人で初めてビールを飲んだかも?なんて言われる有名人がいます。
面白い説としてあるのは
江戸幕府の八代将軍である徳川吉宗だと言う説があります
日本が鎖国中の1724年、貿易が許されていたオランダ商船の使節団
が入府した際の献上品にビールが含まれていたということなのです。
そして、同じ年である(1724年)にオランダ語の通訳者であり幕府の役人である、
今村市兵衛と言う人物が記したとされる
和蘭問答という書籍にビールの味のことが記されておりました。
そこに書かれていたのは???
「なんの味わいもない…ビイル…」でした
これが ビールに対する最初の感想です。
たまたまこの人の口に合わなかっただけかもしれません
しかし 将軍吉宗も 興味心が強いひとだったのでしょう。
他に
吉宗はどんなものに興味を持ったのか???
それは???
明日に続く。。・