
EXECUTIVE BLOG
2025.4.9
高光産業株式会社
妹尾八郎です。
昨日までは 東京六大学野球の話しから 早慶戦の話になり
だったら 旧帝国大学野球なるものを作れば良いのではとの
妄想の話しでした。
で
旧帝国大学と言われても 最近の方は 何なの??? と思う方がいるようです。
今日は
帝国大学とは??? の話に 進みます。
旧帝国大学という言葉は、最近の若い方の中にはあまり馴染みがないかもしれませんが、
日本の大学制度や学歴観において、今でも大きな影響力を持っている存在です。
旧帝国大学とは、明治時代から第二次世界大戦までの間に、
日本政府が国の中枢を担う人材を育てるために設立した国立の最高学府のことを指します。
日本が近代化を急いでいた時代、
国家の発展に必要な知識と技術を持った人材を養成する目的で、
全国にいくつかの大学が作られたのです。
それらがいわゆる「帝国大学」と呼ばれるものであり、
戦前には東京、京都、東北、九州、北海道、大阪、名古屋の七つの大学が設立されました。
これらをまとめて「旧帝国大学」、あるいは「旧帝大」と呼ぶのです。
旧帝大は国家からの強い支援のもとで設立されたため、
当時の日本においては最高峰の教育機関でした。
教授陣も一流で、研究設備も最先端、社会の中枢を担う官僚や研究者、医師や技術者といったエリートたちがここから多数生まれたのです。
大学に通う人自体がごく少なかった時代において、帝国大学出身者は特に高い地位と名声を得ることができたのです。
それが、第二次世界大戦後、日本の教育制度は大きく改革され、
それまでの帝国大学制度は廃止されてしまいました。
その後
各帝国大学は国立大学として再編成され、それぞれ東京大学、京都大学、東北大学など現在の名称となったのです。
また、大学教育が一般に広がる中で、全国に多くの大学が新設され、私立大学も増えました。現代の日本には800近い大学があり、進学が特別なことではなくなりましたね、、、。
それでも旧帝大には今なお特別な地位があります。
研究力の高さ、学問分野の広さ、社会での評価、就職の実績、さらには卒業生同士のネットワークなど、現在でも多くの面で影響力を保っています。
特に研究第一主義の伝統は今も続いており、世界に通用する研究成果を生み出す土壌があります。
また、法学や医学、工学、文学といった多様な分野をカバーしており、
学生は幅広い学問を学ぶことができます。
旧帝大出身者は今でも企業や官公庁、学界などの重要なポジションにつくことが多く、
ブランド力という面では依然として強いものがあります。
ただし、それはあくまで過去からの蓄積によるものであり、
今後もずっと保証されるものではないですよね、、。
現代は価値観も働き方も多様化しており、大学名だけで評価される時代ではなくなってきています。
今の時代においては、どの大学に入るか以上に、大学で何を学び、どう行動するかが重要視されるようになっています。
旧帝大に進学することが目標になってしまうのではなく、
自分が何を学びたいか、どんな人生を歩みたいかを軸に大学を選ぶことが大切だと思います。
旧帝大の存在を知ることは、日本の教育制度の歴史を理解するうえで有意義ですが、
それにとらわれすぎず、自分自身の進むべき道を見つけていくことが、
これからの時代に求められる姿勢だといえると思いますが、、、、。
それでも 東大か京大をはじめとする 旧帝国大学には 凡人の私にとりましては
憧れです。
今では 東大に行く事は出来ませんでしたが 東大の側に住むことが出来ているのが
せめてもの救いです、、、、。
実際東大の中を散歩するだけでも楽しいですよ、
安田講堂や 三四郎池など 見るだけも価値あると思います、、、。
で
大学の話は いい加減ここまでで
明日は
話しが戻るのか?????