EXECUTIVE BLOG
2021.12.25
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 12月23日の上皇陛下の誕生日の話から
大正天皇の話になっていました。
明治天皇や昭和天皇は イメージが湧きやすいですが
大正天皇のイメージはあまりないと言うのが殆どの方ではないでしょうか?
大正時代も 僅か15年だったと言うのもあるかもしれませんね、
今日は 12月23日に纏わる話に続かなければなりませんでしたが
またまた 話は逸れてしまいますが、
少し興味が湧いた事があったのです。
もうすぐ 正月ですね 正月と言えば初詣が定番ですが
元旦に 多くの人が参拝する神社の一つに 明治神宮があります。
この明治神宮の祭神を御存じない若い方が多いのですが
この神宮の祭神は 明治天皇なのです。
明治天皇を祀っている 神社が明治神宮ならば 大正天皇を祀っている
神社は? とか 昭和天皇を祀っている神社は無いのだろうか?
と疑問が湧いてきます。
で 少し調べてみました。
明治神宮に限らず、
天皇が必ずしも祭神になるのではなく、
たとえば安倍晴明を祀る晴明神社、源頼朝を祀る八幡宮、菅原道真を祀る天満宮などあり、時の人が敬意を込めてお社にお祀りしたのが神社があります。
天皇の皇子が幽閉された地に祀られている鎌倉宮や、
草薙の剣を熱田大神とする熱田神宮は、
この剣を依り代として天照皇大御神や素戔嗚尊、日本武尊ほか二柱の神々の御霊がよせられますね。
明治天皇は江戸幕末から近代日本を構築した折の、国民からの敬愛が有った事で
神宮が造設されたようです。
ちなみに大正天皇の御世は15年足らずと短く、
また明治天皇の側室の親王なのです。
そして
昭和天皇は敗戦で「現人神」を返上していますね。
ここで現人神を御存じでない方も多いかと思いますので
それを説明しますと
現人神(あらひとがみ)は、
「この世に人間の姿で現れた神」を意味する言葉なのです。
また、生きながらも死者と同じ尊厳を持つ。という意味もあり
「人間でありながら、同時に神である」という語義でも用いられていて、
主に第二次世界大戦終結まで天皇を指す語として用いられたのです。
つまり戦前までは 天皇陛下は神様と定義付けられていたのですよ。
それが戦後 昭和天皇が自ら人間宣言をされたのです。
天皇陛下と言えども 今では誰が見ても人間ですよね
それを わざわざ 自分は人間であると宣言することに 違和感を感じる方も
多いのではないでしょうか?
これは
今の日本国憲法ではなく 大日本帝国憲法を紐解かないと
理解が出来ない事だと思います
何故 昭和天皇は わざわざ人間宣言を行ったのか????
そのわけとは????????????
それは
明日に続く、、、、。