EXECUTIVE BLOG
2021.5.30
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは
本来であれば 専門学校の卒業式における
名誉理事長の 感動する話の内容について
書かなければなりませんでしたが
感動と言えばという事で 思い出した一冊の本の
話に逸れてしまいました。
その本は 浅田次郎が書いた 「ぽっぽや」でした。
26ページ目まで読み進んだ瞬間 感動が沸き起こり思わず
涙してしまうと言う内容でした。
この話を聞いた時に 半信半疑でしたので 私は実際この本を購入して
仲間に聞かせていたのですが
話の通り 26ページになった瞬間 涙が込み上げてきてしまったのです。
まだ読んでない方は きっと本当か? と思い 購入して読まれるかもしれませんが
きっと同じ感情が込み上げると思います。
そして この「ぽっぽや」が 映画化されるという事で 映画ではどのように
表現されるのかと思い 映画館足を運んだ事が今日からの話になります。
本で読んだと時と同じように感動をするのかと言う 期待もありましたし
なんと言っても 主演が高倉健さんだったので なおの事期待をいたしました。
高倉健さんの主演の映画は色々ありますが どれも 感動する映画ばかりだった気がします
八甲田山 二・二六事件の映画 幸せの黄色いハンカチ等 皆感動したのを覚えています。
そして 映画館に出向いて 入場を待っていたのですが
前の時間帯が終わり
中から 観客が出てきたのです。
何気なくその出て来る人の反応をみていると
先ず 中年の男性の方が出てきたのですが
何かを噛み締めるように上を向いて涙を堪えているようでした
そしてその男性と一緒に出てきた奥様はその男性の腕にすがるように
して歩きながら泣いていたのです。
このような方が次々に出て来るので
きっと映画でも感動するのだと期待をしてしまいました。
昔映画館で ヤクザ映画を見て出て来る連中が肩をいからせて出て来るとか
ヒーロー映画であれば 自分がヒーローになったかのようになって出てきているのを
見た思いがあります。
やがて 開始時間になり 入場して映画を見たのですが
作品同様 映画も さすが主演が高倉健さんだけあって その熱演一つ一つに
感動し そして 原作の例の26ページ目に書かれているシーンになった時
本を読んだ時と同じ感情が沸き起こり 思わず涙してしまったのです。
そして 感動のまま その映画も終了して 外に出る時に
先ほど見た 男性のような姿で出てしまっていたのです。
感動は 受け手の感じ方で色々あるかと思います。
昔 一杯のかけそば と言う話がありましたが
その話を聞いた時にも感動をしたのですが その話をその時 知人に話をしたところ
そんな事 うちではしょっちゅだよ と言われて肩透かしを食らった事がありました。
自分の経験も踏まえて感動の受け方も違ってくると思います
それで 先日の 卒業式の感動の話に戻ることになるのですが
その内容とは??
それは、、
明日に続く、、、。