EXECUTIVE BLOG
2020.12.12
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです
昨日までは
終戦の話から 12月8日の開戦記念日の話になり
色々書いてきましたが
我々世代は 父や祖父から 直接話を聞いてきましたが
今や 令和時代。
昭和が終わり 平成時代から令和に時代が進んできますと
昭和は遠くなってるのだな と改めて感じます。
そして
今の感覚で 昭和を見てみますと なんと理不尽な事だと
思う事が多々ありますね
昨日の続きとなる 極東軍事裁判も そもそも 当時には戦犯を裁くと言う
国際法が無いにも関わらず 平和を犯した罪のような罪名で
多くの戦犯が死刑になっているのです
分かりやすく言うと
今日まで 普通にコーヒーを飲んでいたのを 明日になって コーヒーを
飲んだ者は重罪であると言う法律が出来て
前日までコーヒーを飲んでいた者が捕らえられてしまうと言うような
事です。
何と理不尽なと思うでしょうが
戦犯は そのような戦後出来た法律によって裁かれてしまうのです。
しかし 当時の判事の中にも 冷静な判事が居て このままだと単なる
復讐裁判であると異を唱えるのですが
この話は 又別に詳細を書かせて頂きます。
今日は そんな馬鹿な事があったの? と言うような事件があった事を
お知らせします
それは ゴーストップ事件という事件で 昭和8年頃に起きた事件です。
まだ 太平洋戦争前ですが この事件が公になる事から 軍部が暴走しだす
一因を作ったのではないかともいわれています。
では どんな事件だったのか?
それは
大阪府大阪市北区の天六交叉点で起きた陸軍兵と巡査の喧嘩が事の発端でした。
ある兵隊が休日に大阪の天満橋の交差点で赤信号を無視して渡ったのを
交番の巡査が注意をしたことから喧嘩が始まったのです。
これが 何故その後の日本の軍部の暴走に繋がって行くのか??
普通に信号無視をすれば歩行者と言えども巡査に注意を受けるのは
当たりまえのことなのですが
このちょっとした喧嘩が 最終的に天皇陛下の耳にまで入る
大事件になっていくのです。
それは 何故か?
今考えれば そんな理不尽なことで
と思うようなことかもしれません
その事件の全貌とは???
それは
明日に続く、、。
写真は 今の交番です。