社長&顧問ブログ

 

 

高光産業株式会社　妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは　幕末の話から

誰もが一度は　教科書などで　目にした事がる

大政奉還の絵についてでした。

この絵は　現在　神宮外苑にある　聖徳記念絵画館に展示されています。

 

この絵をよく見てみますと　驚いたように他の大名の顔色を伺うかのように

見える人物が描かれている気がしました。

 

300年近く続いた江戸幕府が　将軍職を天皇に返納すると聞いた時の

各大名の心中は如何なものだったかと思います。

 

そして　その思いをこの絵に作者は描いたのではと思ってしまいます。

当然　作者は亡くなっていますので　真意を聞くことは出来ませんが

その作者も　田安徳川家の家臣の子孫ですから　先祖の気持ちが痛いように

分かっていたのではと思います。

 

今まで何も変わらず過ごしていたことが　ある日　一瞬にして変わってしまうという事に対して　なかなか受け入れ難いものがりますが

時代の流れとはそんなものではと思います。

 

産業革命然りで　馬車から電車に変化したり　エネルギー革命で　石炭から石油に

変わった時も　産業界は戸惑ったと思います。

当時の炭鉱応達は　いつまでもこの栄華が続くと思っていたでしょうし。

 

そのエネルギーも　石油から変わろうとしてますね

今では　自動車も電気自動車に変わりつつあります

ガソリンスタンドは　今後どうなって行くのでしょうか？？

 

前にもブログで書きましたが

携帯電話が進化し始めた頃　私が　商工会議所で　講演を行った時

まもなく　携帯電話一つあれば　電車にも乗れますし　自販機で飲み物も

買えます、　さらに街中では　携帯電話を見ながら歩く人を見かけるように

なりますよと　話をさせて頂いた時に

 

会場から笑い声が起こり　前列に座っていた重鎮から

「携帯でコーラが買えるのなら　100円は　どこから出て来るのだ！！？？？」

と　質問された事があります。

 

今聞くと　笑い話でしょうが　当時は　世の中に無い事を想像すること自体が

難しかったのだと思います。

 

キャッシュレス社会も進んでいますが

数年前に私が　キャッシュレスに関する特許を取得して　その説明を

させて頂いた時にも

説明相手の　ある金融関係幹部の方から

「財布を持たないで歩けるわけがない、俺は　現金主義だ」　と言われた事がありました。

 

しかし　今では　その方も　キャッシュレスが便利だと言われています。

 

時代が流れだすと順応はしていくのでしょうが

なかなか最初は受け入れ難いのだと思ってしまいます。

 

で

聖徳絵画館の話に戻りますが

この絵画館　明治天皇に関する絵が多数展示されています。

 

現代人が今その絵を見ると

違和感を覚える事があるとおもうのです。

 

天皇陛下も時代とともに変化していることに気が付くかもしれません

 

では

なんで　今　違和感を感じでしまうのか？？？？

展示されているお姿とは？？？？？？？

 

それは？？？？？

 

明日に続く、、、、、、、。

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