EXECUTIVE BLOG
2022.2.24
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 大隈重信に関する話でした
そして
彼ほどの人物が 何故 お札の肖像画になってないのか??
に進まなければなりませんが
大隈重信の銅像を見て思い出したことがあるのです。
私は 早稲田大学の講堂の前にある 大隈重信像の実物を見たことが
無いのですが
このレプリカと言うか模倣した銅像を見たことがあるのです。
それは 東京都台東区谷中にある 朝倉彫塑館なのです。
しかし 朝倉彫塑館と言われても これも よほど美術の勉強をした方でなければ
知らないかと思いますが
朝倉彫塑館は もともと 彫刻家の 朝倉文夫さんの自宅兼アトリエを その後彫塑館にしたもので 朝倉文夫の制作物が展示されています。
この 彫塑館のある場所の近所に 私の東京の自宅がありまして
自宅から 最寄り駅の日暮里駅に行く途中にあります。
そもそも 朝倉文夫自体ご存知でない方も多いかと思います。
朝倉文夫は
1883(明治16)年、大分県大野郡池田村(現豊後大野市)に生まれで、
作品は 写実的なので 芸術に疎い私が見ても 感動する作品ばかりです。
この朝倉文夫が 大隈重信と出会って 大隈重信像を制作したのです。
参照
この朝倉彫塑館があるのが谷中と言う街ですが
昔はそれほど知られていない町でしたが
今では 谷根千と言って 都内の観光地の一つになっています。
この朝倉彫塑館の すぐそばには 谷中霊園があり 上野公園まで直ぐですし
近くには 谷中銀座と言う商店街があり そこには 「夕焼けだんだん」という
夕焼けを見るには最高のスポットがあり いつも人で賑わっています。
このエリアは どちらかと言うと 地方の観光客でにぎわっていると言うより
都内に住んでいる人たちが 下町を懐かしむために訪ねてきているようです。
土日ともなりますと 朝早くから 多くの観光客が押し寄せて来るので
我々のようにそこに住んでいる人間からしますと
土日のお昼に近所で食事しようと思っても どこも満席で入ることが出来なくなるくらいで
地元の人たちと よく 昼食難民だね と話をしています。
人情味も厚い地元の方も多く 話し言葉も東京弁ではなく 江戸弁なので
小気味よい感じで話声が聞こえてきます。
又 澤の屋と言う 和風の旅館があるのですが これが 外国人に人気で
殆ど外人専用と言って良いくらい 外国の方 特に 私の知る限りでは
フランス人をよく見かけます。
都内の一流ホテルより このような 侘び寂び溢れる旅館に泊まりたいのだと思います。
先ほど 谷根千と書きましたが
この一帯が 谷中 根津 千駄木 なので 略して 谷根千と呼ばれているようです。
と言うわけで 大隈重信の銅像から それを制作した 朝倉文夫さんの 朝倉彫塑館の話に 逸れまくってしまいましたが
明日は 紙幣の話に戻れるのか???
それとも
谷根千の続きになるのか???????
それは
明日に
続く、、、、、。