EXECUTIVE BLOG
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2024.10.14
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 新宿の話しで 歌舞伎座が出来ずにコマ劇場が出来た話、
そのコマ劇場でかつて紅白歌合戦が行われわれた話。
そして 新宿に何故多くの人が集まるようになったかと言うと、
その都市計画に仕掛けがあり 大通りから入ってT字路になっていて
その先に何があるかと興味をそそらせることで 人を奥へ奥へと進ませていくような
仕掛けがあると言う話でした。
知れば知るほど面白い事が分かるかと思いますね
しかし コマ劇場は その舞台が駒の様に回りながらせり上がって来ることから
コマ劇場と言う名前にしたとは そのままんやないか と思ってしまいますが、
これが、それはそれとして 長い間使われ続けていると自然に慣れ親しんでしまうから不思議ですよね。
そういえば 時代が昭和から平成に代わった時には 物凄く違和感を覚えていましたが
いつの間にか馴染んでいました。
人間には 順応性があるのでしょうね。
ま 平成生まれの人は 生れたときから平成ですから 馴染むも馴染まないもそれが当たり前の事ですから なんともないのでしょうが、、、 当たり前ですね。
で 話があちこちになりますが、
新宿の話に戻しますと そもそも なんで新宿と呼ばれるのか？？
そのままの意味で読み取ると 新しい宿と言う事になりますね。
歴史で習ったかと思いますが 江戸時代は宿場があったのです。
そこで 多くの旅人が宿をとる事から宿場と呼ばれ その町発展していました。
と言う事は 新宿も 新しい宿場だったのか？？ と言う事になりますが
その話は 又後ほどと言う事で、、、
そもそも宿場町とは、
主に江戸時代に整備された街道沿いに設置された町のことを指すのです。
宿場町は、旅人が休憩や宿泊を取るための施設や商店が集まったエリアで、
物流や交通の要所として重要な役割を果たしていた事は習ったと思います。
江戸時代、徳川幕府は国内の統治を円滑に進めるために
「五街道」と呼ばれる主要な街道を整備しましたね。
その五街道とは、
東海道、中山道、甲州街道、日光街道、そして奥州街道のことです。
この街道沿いに一定の距離ごとに設けられたのが宿場町です。
宿場町は、旅人が安全かつ快適に街道を移動できるようにするための場所でした。
宿場町があることで、長い旅路もひと区切りつけることができ、
物資の補給や馬の交換なども可能でした。旅人だけでなく、
大名や役人も利用するため、宿場町は幕府にとって重要な施設でもあったのです。
そうしますと 参勤交代などの大名行列は、宿場町にとって大名行列は上顧客だったと言えます。
特に大藩が宿泊すれば、一晩で膨大な金が落ちた。逆に、不手際があったり、他の宿場のサービスが上回っていれば、上顧客を奪われかねないリスクを常に抱えていた事になります。
ですから、規模の大きい宿場町本陣の主人たちは、
正月になると諸藩の江戸藩邸に挨拶に出向き、献上品を贈ったと言われています。
今で言う所の営業活動に余念がなかったわけと言う事になります。
大名行列の宿泊誘致は宿場町、ひいては地方の浮き沈みを左右する重大案件であり、
だからこそ各宿場はしのぎを削り合ったそうです。
そもそも、参勤交代は「行軍」だと言う意味をもっていたのです、
それで、宿泊施設は行軍中の「陣営」として、「本陣」と名付けられたのですよ。
つまり、逗留中は、そこは藩にとって自陣 今で言う所の各国の領事館的という認識だったと考えれば良いかとおもいます。
だが、この陣は「予約制」だったため、藩は遅くとも宿泊希望日10日前までに、
予約を入れていました。
本陣は、希望日に他の大名の予約が入っていないかを念入りに確認し、
請書を送り、予約が成立したと言うのですが
いまの様にパソコンなどを活用した通信ネットワークがありませんから
人の手を介して情報のやり取りがされていたのでしょうね、、、
次に、藩は前日までに大名の姓や官職を記した「関札」を宿場町に届け、
町の入り口と本陣の前に取り付けるのです。
関札が立っている間は、ここはウチの陣だということをアピールしていました。
昼はある藩が休憩を、夜は別の藩が宿泊を予約するといった、込み入った日もあった様ですが、 そのやりくり その日の天候で 出る藩は出ないと言い出し その夕刻には
別藩が急ぎ宿に駆け込んだりもしてたのではと思いますが
その時は 宿の主人はどう対応していたのか？？？ にも興味が湧きますね、、
と言う事で
明日は 新しい宿の 新宿に戻れるのか？？？
は
明日に続く、、。
