EXECUTIVE BLOG
2023.7.2
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 何故北海道は 県ではなく 道なのか と言う話でした。
道になる前は 三つの県に分かれていた事をご存知の方は少ないかと思います。
県のままでも良いではないかと思いますが あまりに管理するには 広すぎる事も
あり 一括で管理できるようにと言うのが最初の理由のようです。
今 大阪がさかんに 大阪都構想と言われていますが
九州も 道州制にしたほうが良いのでは? と言う議論が時々されています。
九州道州制の話はまだまだハードルが高いようですが
国家の地方行政制度を簡潔にするために、行政区画として「道」と「州」を置こうと
いう意見が出ているようです。
各道州には、現在の都道府県よりも大きな地方自治権を与えることで、
地方分権型の社会を目指す構想なんだそうです。
九州では、7県の知事と経済団体からなる九州地域戦略会議において
「九州が目指す姿、将来ビジョン」及び「住民及び国の関心を高めるためのPR戦略」
の報告書を取りまとて、シンポジウムの開催やパンフレットの製作など世論喚起、
機運醸成のための活動を行っているようですが 最近の活動はどうなっているのかは
私にはよくわかっていません
しかし 北海道は一早く地方行政簡潔化の為に県を廃止して道にしたと言う事になります。
この北海道の県庁所在地は 皆さまご存知の 札幌です。
札幌に始めていく事になった時 皆同じ考えかもしれませんが
先ず 札幌時計台を見に行く事にしました。
地図上で探して 目的地に向かうのですが なかなか時計台を見つける事が出来ませんでした。
しかし よくよく見てみますと 目を疑うようにそこに有ったのが 時計台でした
想像していたより小さく しかも ビルの間にひっそり 地味に建っているので
思わず これが日本三大がっかり名所だと言う事に 妙に納得してしまいました。
がっかり名所は良いとして
何故ここに札幌時計台があったのかをご存知の方は少ないかもしれません。
調べてみますとこの時計台は北海道大学の前身である札幌農学校の施設として、
明治11年に建設されたそうです。
当時、北海道は開拓が進んでおり、
開拓に必要な時間を正確に測るために時計台が建てられたそうなのです。
今の様に普通に皆が腕時計を持っているわけでもないので
この時計台を見ながら時間の管理をして工事を行っていたのでしょう。
そういう意味では非常に重要な建物ですから
決して がっかりしてはいけないと反省してしまいます。
そして この時計台を見ながら多くの作業員が 札幌市の整備工事を
行っていたのだと思います。
その陣頭指揮にあたったのは 実は九州のある県のかたなのです。
この方 地元ではあまり有名ではないようですが
札幌街づくりには貢献されて 市民の多くはご存知だとおもいます
その人とは誰???
かは
明日に続く、、。