EXECUTIVE BLOG
2024.6.19
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 日本の孔子廟の話からその運営会社の話でした。
運営会社の全会長が 二松学舎の学長だったのですが
この 二松学舎が何故孔子廟と関係あるのか?? の話しに進む予定でしたが
まず二松学舎ですが 関東の方は 聞いた事があるかもしれませんが
それ以外の地域の方は 読み方も分からないのではと思います。
これは にしょうがくしゃ と読みます。
日本語は難しいですよね、、
この学校の創立者が 儒教に深く関わっていたのです。
と言う事で 引き続き 儒教の話しの続きをと思いましたが
私の地元の北部九州地方も 梅雨入りしました。
今年は 中々雨が降らず 梅雨入りが遅れましたが 梅雨がないと言う事はありません、
自然の働きには驚かされますね、
古代から 日本には梅雨と言う季節が必ずあったのですから、、
で 春が過ぎれば 夏の前に梅雨が来るのは当たり前の事ですが
この長雨の事を 何故 梅雨と言うのか?? 雨の前に 何故梅の文字が付くのかと
深く考えた事がない方が大半かと思います。 梅雨はつゆ と呼ぶのが常識と
思っていますね、、
「梅雨」はもともと「黴雨」だったと言われています。
黴と言う字は なかなか読みがたいですが カビ の事です。
漢字一休の文字ですが、読み方には、バイ / ビ / ミ / かび / か(びる)などがあります。
もともとは雨が多く黴(かび)が生えやすい時期であることから、
黴雨(ばいう)と呼ばれていたそうですが、黴の雨では漢字を見ただけでジメジメどんよりしてしまいますよね。
そこで、同音であり、この時期に旬を迎える梅の字を黴に代えて梅雨となり、
伝えられたという説があるようです。
他にも、種類にもよりますが、早いもので5月下旬から、遅いものでも6月下旬には旬を迎える梅の熟す時期の雨ということで、梅雨と呼ばれており、そのまま伝えられたという説がありますね。
梅雨の由来はわかりましたが、なぜ、日本では“つゆ”と読むようになったのでしょうか?
雨が多い時期であることから
『露にぬれて湿っぽい』という意味を持つ「露けし」からとったとする説と、
梅が熟して潰れる時期であることや
長雨により食べ物や衣類が傷んでしまう時期であることから
「潰ゆ(ついゆ)」からとったとする説があるそうです。
いずれにしても
どちらもこの季節の特徴を表した由来ですね。
梅雨が梅の実の時期であり、雨にまつわる読み方をあてて
「つゆ」となったことがわかります。
梅雨一つとりましても 興味を持つと 色々な事が分かって面白いと
思います。
ここで 論語を思い出してしまいます
「子曰く、学びて思わざれば則ち罔し、思いて学ばざれば則ち殆し。」
口語訳は、
孔子先生はおっしゃいました。
「学んで、その学びを自分の考えに落とさなければ、身につくことはありません。
また、自分で考えるだけで人から学ぼうとしなければ、考えが凝り固まってしまい危険です」と言う意味です。
と言う事で
明日は 儒教の話に戻るのか???
それは
明日に続く、、。