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社長&顧問ブログ

2020.12.30

梵鐘

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです

 

昨日まで書いていたのは

常識に囚われない事が必要であること

それを 歴史を見る時も 我々はある小説家の書物を読むことで

それが真実であるかの様に捉えてしまいますが

ちょっと違う見方をする必要があるのではと思うのです。

それが常識だと思い込むことがあると 新しい発見が出来ないと

思うのです。

 

それで 私は普段から 当たり前を当たり前と捉えないようにしながら

行動しようと考えています。

 

先日書いた福袋にしても 福袋とは一体なんなのか? と考えた時に

新しいサービスを思いつき そのサービスに対しての商標登録の

申請を今行っているのです

 

特許にはならないサービスだとしても サービス名称を商標登録しておくだけでも

今後の展開を有利に運べると考えているからです

 

そして今日の話題の除夜の鐘の事を 大晦日前に思い出した時に

ふと思ったことは 

一体この行事はいつから始まったのか?

 

そもそも 釣鐘はどこで作られているのだろうか?

とかに興味を持つことになるのです

 

少し調べてみますと 釣鐘産地は富山県だそうです

 

そして 釣鐘には 模様や突起物が付いていますが

その一つ一つに意味があるかに聞いたのですが

今 思い出せんませんので

これは 思い出した時にでも書かせて頂きます

 

田舎で夕方になると 遠くのお寺から ゴーンと言う

独特の音が聞こえると 何か心が落ち着くきがしますね

 

そして

いよいよ 大晦日には それを 108回も撞きますね

 

で この習慣はいったいいつからなんでしょう?

 

中国の陰陽道から生まれた概念に

12月は「丑(うし)」の月であり、そして1月は「寅(とら)」の月です。

その「丑」 「寅」の間が「艮(うしとら)」といわれる方角(北東)で

鬼が入りやすい方角とされる「鬼門」になります。

 

12月31日の大晦日の夜から1月1日の元旦にかけては

時空における「鬼門」が発生するという理由から大晦日の夜の「鬼門」を封じ込める為

除夜の鐘を打ち鳴らしていたといいます。

そして

何故、除夜の鐘なのかは

陰陽道的には「金剋木(キンコクモク)」と言われる「木」を滅ぼすものは「金」

という五行思想があります。

 

新春は「木」に該当しますので「木」を守るために「金」を傷めつける必要がありますから

「金」に該当する「鐘」を「打つ」ということに

繋がったと考えられているようです。

除夜の鐘は、一般に108回撞かれますが その意味は諸説ありますが

 

月の数である12、二十四節気の24、七十二候の72を足した数であるという説。

 

また

 

仏教で108あるという煩悩の数を打ち払うために108回撞くと言われています。

 

108というのは「大変多い」ということで、数字自体にはあまり意味がないようです。

 

撞き方も旧年中に107回撞き、新年に1回撞いたりとか

新年になってから撞きはじめるなどお寺により様々なようです。

 

内容はともかく この音を聞くと心身をリラックスしてきます

 

1/fゆらぎ 」効果が梵鐘の余韻の中に含まれていることが証明され

心を癒す音であることが最近の研究で分かったそうです。

 

小川のせせらぎ、小鳥のさえずり、

木漏れ日など生体リズムと共鳴し精神が安定するというものです。

 

残念なことに、この除夜の鐘を「騒音」と思う方もいるようで、

苦情によって除夜の鐘を取り止める寺院も出てきているそうです。

 

私は 大晦日は菩提寺で撞かせて頂いてます

 

それが いよいよ明日になりました

 

明日は どういう展開になるのか??

 

 

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