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社長&顧問ブログ

2024.1.5

江戸庶民

 

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは初夢の話から

徳川幕府を批判する事など出来ない時代に 江戸庶民は

狂歌を作って批判していたと言う話でした。

 

黒船が来た時は 幕府が大慌てする姿を揶揄する狂歌も謳われていましたね、、

 

当時の黒船は蒸気船で 当時日本にあったのは千石船と言う 帆を張った船しかありませんでした。

 

幕府は鎖国を行っていましたので 外国の船が来たら討ち払ってしまえと言う

外国船討ち払い令をだしていたくらいで 実際 黒船に向かって 大砲も撃ったようですが 当時の大砲では 黒船迄届きもしませんでした。

 

他にも 各藩から 討ち払いのアイデアを募集したようですが

今聞くと 笑わずにはいられないような内容でした

 

詳しくは 又後日書くとして

一つだけ書きますと

 

それは 黒船に大接待団を行かせて そこで 御馳走たお酒を大量に飲ませて

酔いつぶれた時に 切り捨てる と言う内容でした。

 

こんな事を真剣に考えていたとは と思うような内容ですね

 

蒸気船で 太平洋を渡ってきた事から推測すれば こんな事で 敵を倒すことなど

出来るとは 思えない筈と言う事すら幕府は見抜けなかったのでしょうか??

 

一方 庶民は言いますと

日本の庶民は見物に来ることを禁止されていたのですが、好奇心旺盛な野次馬たちが

多く集まりました

そこでは望遠鏡を貸し出すビジネスや黒船見物のための遊覧船を運行するビジネスが行われたと言うのですから

幕府よりも日本の庶民の強さが現れているのではと思います。

 

この庶民の逞しさと言えば 正月の凧揚げにもあります

 

そもそも 今言う凧揚げは イカ揚げと言ってらしいのです

それで 禁止となると 黙ってはおられない江戸の庶民

言い訳として これは イカではなく タコですと言ったとか言わなかったとか

 

いずれにしても そこから凧揚げと言うようになったとされています。

 

禁止されるとしたくなるのが庶民だと言う事は

今も昔も変わりませんね

 

そこで 話が延び延びになっている

正月を迎えると奇妙な儀式を続けた藩の話は

 

明日に続く、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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