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社長&顧問ブログ

2024.11.5

江戸流行語

高光産業株式会社 妹尾八郎です

昨日からの続きです。

 

昨日までは 流行語の話しでした。

 

流行語は 時代時代に産まれて 長く続かない言葉もありますね。

 

最近よく耳にする言葉が バズるですが、 これもSNSが出てきた時に

生れた言葉ですから

SNS以上の何かが出てきたときには バズると言う言葉は死語になって行くのでは

と思います。

 

それを考えますと ダサいと言葉は 長く使われている言葉ではないかと思います

1970年代に出てきた言葉の様ですが

いまだに死語にならず 多くの人が使っていますね

 

所で このダサいという言葉の語源を考えた事があるでしょうか?

 

「ダサい」の語源ははっきりとわかっていないようですが、

「田舎」のことを「だしゃ」と読んでいて、

それが「ダサい」になったという説が有力のようです。

 

毎年、その年に流行した言葉に「新語・流行語大賞」が贈られますね。

これは 現代だけかと思っていましたら

その時代その時代によっていろんな言葉が流行しているようです。

 

例えば「婆娑羅 」ばさら と読みますが、これは南北朝時代の流行語です。

旧来の秩序などを無視する態度、振る舞いを指す言葉で、

世が乱れたとされる当時を象徴する言葉といえます。

 

語源は梵語、サンスクリット語です。

「vajra (伐折羅、バジャラ)= 金剛石(ダイヤモンド)」を意味するそうです。

平安時代には雅楽・舞楽の分野で、伝統的な奏法を打ち破る自由な演奏を婆娑羅と称するようになり、

これは「ダイヤモンドのような硬さで常識を打ち破る」というイメージされたものである。

 

さらに鎌倉時代末期以降、体制に反逆する悪党と呼ばれた人々の形式や常識から逸脱して奔放で人目を引く振る舞いや、派手な姿格好で身分の上下に遠慮せず好き勝手に振舞う者達を指すようになって以降この意味で定着してきたそうです。

 

では、江戸時代の流行語とはどんなものだったのでしょうか!?

江戸時代は、現在のようにインターネットがありませんから、

当時の流行語は人の口を介して徐々に広がり、

その結果多くの人が使うようになった流行語は、いくつか当時の文書に残っています。

 

一番驚くと思いますが

なんと 江戸時代に流行った言葉の一番は

日本 にっぽん と言う言葉だったのですよ。

 

今では国を表す言葉ですが

当時は「素晴らしい」「すごい」という意味で使われた流行語だったのです。

安永-天明年間(安永年間は1772-1781年、天明年間は1781年-1789年)に大流行し、

広く使われました。

素晴しい事を見た庶民は

その時に「そいつぁ日本だ!」と言っていたという事です。

 

次に意外と思いますが すてき と言う言葉が流行語でした。

 

現在でも「すてき」は使われますが、これももとは江戸時代の流行語だったのです。

「並のものではない」「桁外れな様子」といった意味で、

つまり「とんでもない」といった語感の言葉だったのです。

 

時代と共に消えていく言葉と ずっと残る言葉は 何が違うのでしょうかね、、

 

いつの時代にも JKと呼ばれる若者がいて 常に新しい言葉を作っていたんでしょうね

 

明治時代に流行った言葉で 駄弁る と言う言葉あります。

これは「駄弁(くだらないおしゃべりの意)」を動詞化したもので、 今でも

使われていますね、、

 

 

言葉一つ見ても いろいろ 興味が湧いてきます。

 

明日は 何に興味が湧くのでしょうか???

 

 

それは???

 

明日に続く、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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