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社長&顧問ブログ

2025.1.16

海から仏像が

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です。

昨日からの続きです。

 

昨日までは

博多恵比寿神社の仏像が 海岸で拾われてからの話しでした。

 

他にも海から神像や仏像が出て来て それを祀っていると言うお寺が

多くあることを耳にします

 

しかし なんで 海に生産場所があるわけでもないのに

海から仏像が出て来るのか?? に興味が湧きました。

 

普通ならばあり得ませんし もしかしたら捨ててあったものに 何か特別な

意味があるのか?? と思ってしまいますね、、、

実際は

神像や仏像が船で運ばれる途中、嵐や事故によって海に流されることがありました。

その後、偶然浜辺に流れ着いたものが、地域の人々に「神の導き」として受け止められることがあったのです。

 

日本では古来より、海そのものが神聖な存在として信仰の対象とされてきてたのです。

こうした背景から、

海から得られるものにも特別な意味が付与されるようになったようです。

 

神道では、海は神の領域とされ、

そこから流れ着いたものは「神聖な贈り物」と解釈されることが多かったのです。

 

更に

海は食料や資源をもたらすだけでなく、人々にとって神秘的な場所でもありました。

仏像や神像が海から現れる話は、

その神秘性をさらに強調する役割を果たしたと言う事なのですね、、、。

 

他の理由としては

神像や仏像が海に流されたのは、信仰を守るための行為であった場合もあります。

特に戦国時代や明治時代の廃仏毀釈の際には、仏教弾圧を逃れるため、

信仰の対象を海や川に隠すことが行われました。

それが偶然に発見されることで「神秘の発見」として語り継がれるようになったと言うわけです。

又過去には

神聖なものを海に捧げる儀式的な行為が行われることもありました。

これが後世に「流れ着いた」という物語として記録された可能性があると言う事なのです。

 

神像や仏像が海から現れる伝承は、

日本人にとっての海の重要性と、そこに宿る神聖な力への畏敬を象徴しています。

このような物語は、歴史的事実に基づくものもあれば、

信仰の力を高めるために生まれたものもりますね。

 

これから 神社や寺院を訪れる際には、仏像を見て当たり前だと思わずに、

「なぜこの神像や仏像はここにあるのか」

という背景に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?

その土地ならではの歴史と、人々の信仰心が見えてくるかもしれませんね。

 

それだけでも 神社仏閣参拝は 楽しくなりますよ、、、

 

神社の話しですが

福岡に 面白い神社があるのを見つけました

 

その神社とは???

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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