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社長&顧問ブログ

2020.8.23

温泉番組での調査

高光産業株式会社 妹尾八郎です。

 

昨日からの続きです

 

昨日までは テレビ局に市場調査の協力をした話でした。

 

その時の担当者が テレビとITの融合性について理解をしてくれて

当時のテレビは 発信一辺倒であったものを

マルチメディアの発想で テレビの在り方が 変わるのではと

考えてくださり

実験を行おうと言うことになったのでした。

 

通常テレビの一時間番組で しかもゴールデンタイムであれば

とんでもない金額になり

いわゆる ナショナルスポンサーと言う企業でなければ番組を持てないのです。

 

それを

彼は ITとの融合実験番組を企画したのです

 

今では Dボタンを始め様々な事でITと絡める仕様があるようですが

当時は 今では当たり前の広告手法の○○で検索と言うモノも

全く仕掛けてない時代でした。

 

それを 実験しようと言うことになったのです

 

そもそも 私に泣きついてきて しかも 無料でと言う話からで

万が一 その時に 回答数が集まらなければ 彼は放り出されていたかもしれなかった

のですが

ITを活用したことで 市場の反応をいち早くキャッチできる手法で

色々な番組を手掛けるようになったのですが

 

まだ 当時は ITと言っても弱点があったのです

それを 彼は見抜いて 

その弱点を テレビで補えれば 本当のメディアミックスが出来ると

考えたようなのです。

 

それまで 彼が手掛けたものの事例を挙げるのであれば

温泉特集番組で

通常であれば スタッフ会議で どこの温泉に取材して そのレポーターは

誰にするかなどを決めて行くのですが

番組を見るのが視聴者であるならば

事前に 市場調査を行い もしテレビで 温泉案内番組を見るとするならば

どこの温泉について知りたいか? 行ってみたいか?

又 その時の番組ナビゲーターは 誰であれば見たくなるか?

と言うような 調査を私と行ったのです。

 

そこで 出た 結果をもとに 番組を制作すると言う

今までは考えられない手法で 番組制作をして視聴者が良いと言うナビゲーターを

使うようにしたのです。

 

当初の数人でのスタッフ会議では ○○温泉が良いに違いないからそこのしよう

ナビゲーターも○○さんでと 決めていたようですが

調査の結果は

会議での○○温泉は 市場調査の結果では まったく違う温泉が選ばれたのでした。

そして ナビゲーターも 会議で選んだかたではなく まったく予想しなかった方が

良いと言う結果になったのです

 

かつて ここの ブログでも書いた

有田焼の市場調査を行った時に

窯元が放った一言

窯元の常識はユーザーの非常識 と言う事がったように

 

作り手の常識は市調査の非常識だったのです

 

そして スタッフも半信半疑ながら 市場調査にもとずいて番組を制作したところ

結果は 思った以上の視聴率になったのでした。

 

私達の取っては当然の事と思うのですが

長年 番組作りをしてきた方からすれば思いがけない事だったみたいです。

 

しかし 結果は良とでましたので 誰からも文句は出ずに

それを 推進した 担当者は これらを通じて自信をつけて行ったようです。

 

そういうことが何度かあったので

 

彼は 思い切って局に特別番組の提案をすることになったのです

 

そして その番組とは

そして その結果は???

 

この話は

 

明日へ続く、、。

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