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社長&顧問ブログ

2024.11.25

焚書

高光産業株式会社 妹尾八郎です

昨日からの続きです。

 

昨日までは 平安時代の話しから

一旦その前の時代の話になり 飛鳥時代から奈良時代に行われていた

遣唐使の話になりました。

そこで 話が 変わり

勤労感謝の日は 戦前までは 新嘗祭と言う日だったという話になりました

 

戦後 GHQすなわち 占領軍の政策で 日本の伝統ある祝日が

何故か 名前を変えられてしまっているのです。

 

そうなると 古来からある伝統の祝日の意味を考える事が出来なくなりますね、

と言いますか 占領軍が

考えられないように したのでは と思ってしまいます。

 

一体どれくらいの祝日が 占領軍によって変えられてしまったのでしょうか?

 

もともとは「祝祭日」やったものが、

戦後はその根拠になる法律は「国民の祝日に関する法律」ということになってしまい

「祭日」が抜けて使われている気がします。

 

天皇が執り行う祭祀の日、天皇に関わる祝日については

GHQは廃止させたのです。

 

2月11日の「建国記念の日」は戦前は「紀元節」と呼ばれてており

その日は神武天皇の即位の日やったんですが、それも廃止されていますね、、、。

 

ただし、「建国記念の日」は、

日本国民の粘り強い運動によってようやく昭和41(1966)年に祝日法改正案が成立したことにより、何とか復活させることが出来ました。

GHQが日本人の「建国」の話をなきものにしようとしたのではと思ってしまいます。

 

そして今月の「文化の日」、「勤労感謝の日」は、

祝日としては戦後も廃止されることはなかったのですが、名前を変えらてしまいましたね。

そもそもは 明治天皇誕生日の 天長節であり 新嘗祭だったのが 本来の祝日です。

 

祝日の意味を知ることは、その国の本質や起源を知ることになると思いますが

何故かGHQは それを恐れたのでしょうね、、、、。

 

祝日だけでなく GHQは他にも変更させたものがあるようです。

 

実は、GHQが行ったことの中に「焚書」と言う政策があります。

国際法上では絶対にやってはならないこととされていますが、実に7000冊以上の書物が抹消させられた出来事となります。

 

焚書とはその名の通り 書を焼いて消滅する事です。

その事により 歴史をも消すことが出来るのですから 恐ろしい政策と思わざるを得ませんね、、、、。

 

ナチス・ドイツの行った焚書では、カール・マルクスなどの社会主義的な書物や、

ハインリヒ・ハイネ、カール・フォン・オシエツキーなどの、

「非ドイツ」的とみなされた多くの著作が燃やされましたね、

 

反対勢力になるような書物を焼き尽くしたのです。

 

GHQが没収廃棄して、戦後の日本人に読めないようにした本は多岐にわたるようですが、古代から近現代までのわが国の歴史上、「武の英雄」とされてきた人物のことを記した本の多くが焚書処分を受けているようです。

 

たとえば、日露戦争を勝利に導いた乃木希典や東郷平八郎について書かれた書物の多くがGHQによって没収されてしまったのでした。

 

乃木希典、東郷平八郎、山本五十六といった明治から昭和の軍人だけでなく北条時宗、豊臣秀吉、加藤清正といった伝記までもが多数GHQに没収されているのです。

 

このような伝記が焚書処分されたのは、

これらの人物が外国を相手に戦った歴史と無関係ではないようです。

 

戦勝国からすれば、日本人にとっての「武の英雄」は、

日本人の記憶から消してしまいたかったのですね、

ただ、我々日本人からすれば、外国の勢力と戦ってわが国の危機を救った人物を知らずして日本の歴史を語ることはできないと思うのですが、、、、

 

そういう事で 正しく歴史を学ぶ必要があるなと改めて感じます。

 

教科書だけで学ぶのではなく その奥にある事を今一度学びたいですね、、、

 

 

本だけでなく 漢字においても 占領軍により無理やり変えられたとも言われています、

 

その言葉とは????

 

 

明日へ続く、、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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