EXECUTIVE BLOG
2021.7.10
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 機械音痴でITに無知な人間が
先ずは 必要に迫られて メールを始めたと言う話でした。
たったそれだけの事しか出来ない 私が
何故 その後色々な ITを活用したビジネスモデルを開発して行ったかと言う話に
続きます。
もしも その時に メールを先ず覚えて 更にパソコンの操作を覚えようとして
パソコン教室に行っていたら
確かに ワードからエクセル パワーポイントから
PDFの作り方などは覚えたかもしれません。
実は 私は 今でもこれらの事は一切出来ないのです、
しかも タイピングに関しても いまだに 一本指で打っているのです。
知人が見たら 皆驚きます。
「よく 一本指でそんなに早く打てるよね」 と
さらに 信じてもらえないのが エクセルやパワーポイントすら出来ない人間が
何故 ITのビジネスモデルを沢山考えて特許まで取得できるか? と
不思議がられます。
しかし 本当に何一つパソコンの操作はできないのです。
新しく購入したパソコンの立ち上げやネットに繋げる方法は今でも分かりません。
こんな人間ですが ビジネスモデルを考える事が出来るのです
パソコン操作は出来ませんが ITの仕組みを理解していれば だったらこんな事ができるのでは? と言うアイデアは浮かんで来るのです。
で どうしてそんな事が出来るようになったのか? ですが
先ず メールが出来るようになった時の話ですが
今の時代の様に誰でもメールアドレスを持っている時代ではありませんでしたし
SNSなど全くない時代でした
では どういう人がメールアドレスを持っていたかと言いますと
商社などの世界的な企業の方は もちろん活用していたでしょうが
真っ先に ネットを活用していた業態があることに気が付いたのです
それは 教育機関だと考えたのです
そもそも ITが発展したのは 米国の大学が発祥だったといわれています
仕組みとしては 米軍が既に活用していましたが
この仕組みを 大学の門戸を開いたのです。
これを世界中の学者が活用してお互いの研究を重ね合っていたのですね
当時この インターネット回線を使って 友達との連絡に使った学生が
大學から 神聖なインターネットを個人の連絡に使うとはなんと不謹慎なことか!
と言われたのですが
その学生が 後に 米国のインターネットベンチャー企業の走りになって
たしか モザイクと言う会社を立ち上げたかのように聞いています
。
このように大学では インターネット初期の頃から活用していたので
私は
そのとき やっと覚えたメールを使って 日本中の大学にメールを送ってみたのです
勿論 送るだけでは意味がありません
そこで インターネットの時代に入って 物流業界もITを活用して行かなければ
生き残りは出来ないと考えているので その研究を一緒に出来ないでしょうか?
的な 内容のメールを送ったのです。
送り先もやみくもに送ったのではなく
最初は 理科系の教授を探し出してはその研究室あてに送ったのです
パソコンの操作も出来ない人間が 大学のしかも理科系の 当時としては
インターネットの最先端を行く教授あてに送るとは どんだけ厚かましかったのだろうと
今思えば恐ろしい事をしたと思います。
しかし 送れど送れど全く返事はありませんでした
きっと 相手からも この素人が何を考えているのだ?くらいにしか
思われていなかったのではと思います
それでも 一本の指で一生懸命送り続けた結果
どうなったのか????
それは
明日に続く、、、。