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社長&顧問ブログ

2023.6.3

熊本がアツい

 

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

昨日までは

何故熊本の事を 火の国と言うのか?? と

言う話から

不知火の話でした。

 

西南戦争以後 熊本が九州の中心的役割を果たしており

国の機関も 福岡ではなく熊本に出先機関を置いていました。

 

それが いつの間にか 国の機関や 大手企業の支社支店も 福岡に集中してしまい

今では 人口で言いますと 福岡の人口は 熊本の2倍以上になってきました。

 

この理由は何故かと言うのが今日の話に進まなければなりませんが

少し 話がそれて

この熊本 今は脚光を浴びています。

今朝のNHKのニュースでも取り上げられていました。

 

今熊本がアツい と言われているのです

 

それは、半導体世界最大手の台湾TSMC社の熊本工場建設にともない、

その他の企業の工場の建設や増設、熊本に進出される企業の動きも活発にみられているからです。

 

熊本県は九州の中央に位置し、

恵まれた地の利、豊かな自然環境、優秀な人材などが高く評価され、

これまでも多くの企業からビジネス拠点として選ばれてきました。

 

何故最近評価が高くなったのか??

熊本の魅力とは、以下の点が考えられます。

 

水の国とも呼ばれる熊本県は阿蘇の山々に降った雨が、時間をかけて湧き出し

清らかな地下水が豊富なのです。

これにより、食品産業・半導体産業などの産業用水としても利用されており、

多くの企業の立地につながっています。

 

九州の中央に位置し、空や海といったアクセス環境があります。

また、熊本~大分を結ぶ中九州横断道路と熊本~宮崎間を結ぶ九州横断自動車道延岡線の整備も順次進められており、熊本は今後もさらなる発展が見込まれているのです。

 

更に

国土交通省の都道府県地価調査(令和3年)によると住宅地価格は東京の約13分の1、

商業地価格は東京の約14分の1、工業地価格は東京の約20分の1の価格と熊本は全国的にも土地の価格が低く、企業進出を考える上で大きなメリットがあると考えられていました。

 

しかし 今日のNHKのニュースによりますと

熊本への進出を希望する企業が相次ぎ、工業地をはじめとする地価が急上昇しているそうです。

さながら菊陽町を中心としたエリアは”半導体バブル”の様相を呈しているのです。

 

これは工場用地だけでなく 周辺住宅にも影響を与えていて住宅地の地価も上がっているそうです。

 

この事を機に

熊本が 福岡を再び抜いて 九州一の雄県になるのか??

また 明治時代には圧倒的な雄県だったのが、

ある事が機に 一気に風向きが福岡に変わるのです。

 

そこには 何があったのか??

 

福岡の ある人物の隠された美談とは??????

 

明日に続く、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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