EXECUTIVE BLOG

社長&顧問ブログ

2024.3.16

特別高等警察

 

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは

昔陸軍 今財務省と言う時代を反映したフレーズがあったと言う話でした。

 

戦前は 陸軍の暴走を政府も止めれなかったこと 戦後は 大蔵省指導で

予算が作られていたことから どちらも 強大な権力があったのではと思います。

 

近年の事で言えば 森友学園問題で 財務省の関与が色々でましたが

なんとなく 尻切れトンボで終わった気がします。

 

検察が本気で捜査したのか??? と多くの国民は思ったと思います。

 

完全な素人考えですが

もし 本気で検察が捜査したとすると もしかしたら財務省側の不利な証拠もでてきて

最悪官僚の逮捕もあり得たかもしれませんが

 

もし私がその時の捜査責任者だとすると 手柄は立てたものの

翌年からの 検察庁の予算を削られてしまし 鉛筆一本新しいものに替えられないなんて

事態になったら困るので 手を抜いてしまおうと考えたかもしれません

 

予算を握ってる所には 逆らえないと考えてしまうかもしれませんが

 

そんな事は 妄想であり得ないと思いますが 報復予算で大幅に削られる事が

実際あり得るのか否か???

までは 私には分かりません

 

要は 昔は陸軍に逆らえない 今は財務省に逆らえないと言う意味から

昔陸軍今財務省と 言われているのではと思います。

 

そして 陸軍には憲兵隊もあり 本来であれば 軍人の取締が主な目的ですが

戦時中は 戦争に反対する民間人の取り締まりもしていたので 民衆から怖がられていたようです。

 

本来一般人の取り締まりは警察が行うものです

その中でも思想犯の取り締まりは 昔も今も 変わりなく厳しいですね

今では それら捜査する側の事を公安と呼んでいます。

 

戦前まで この取り締まりを行っていたのが

今ではありませんが 特別高等警察 通称「特高」と呼ばれた組織です

 

映画でも 政治犯が特高に逮捕されるシーンを見た事があると思います

 

ナチスドイツ化の ゲシュタポのような存在ですね

ゲシュタポは ユダヤ人狩りを行っていましたが 特高は戦争反対派を特に

マークしていたようです

 

そもそも「特別高等警察」は、なぜ単なる「高等警察」ではなく、「特別」という言葉が付けられているのでしょうか。

これには、特別高等警察という制度そのものの成り立ちが関係しているのです。

 

日本を含む近代国家の警察は、

殺人、強盗、窃盗などの犯罪を取り締まる普通の警察の役割のほか、

社会運動や思想を監視し、治安を維持する政治警察の役割も担ってきました。

しかし、日本においては、

高等警察の主な任務である反体制派の取り締まりを専門に行う部署が高等警察から独立し、

その権限を次第に拡大させていったのです。

 

では どのような経緯から この特別高等警察が出来たのか????

 

明日に続く、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

前の記事へ