EXECUTIVE BLOG
2021.9.25
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは
私が取得したビジネスモデル特許の「電子商取引」を
活用したビジネスの提案を ある大手セキュリティ会社に持ち込んだ時の
話でした。
お中元やお歳暮 その他プレゼントを 戴くときに
相手には 住所など知らせずに 番号のみを通知すれば
商品が届けらるし 送る側も ネットで注文する際も 個人情報を登録することなく
番号のみで購入ができると言う仕組みでしたので
このサービスは 信用あるセキュリティ会社が行えば良いのではと思い
提案したのですが
意に反して
いきなり モノがもらえるなら相手に住所を教えるに決まってるだろ と
馬鹿にされて 一瞬にして商談は終わり 追い返されたと言う話でした。
今の時代 個人情報を如何に守るかが最重要課題になっていますが
ほんの十数年前までは 個人情報が駄々洩れが当たり前だったのです。
今でも怖いなと思うのは コンビニなどで 女性が小包を窓口で渡す際に
気が利かない店員さんは その小包と送り状をその辺にポンとおいているので
他人がそこに書いてある 送り主の名前 住所が見えてしまうのです。
万が一 ストーカー的な人物がそれを見てしまったと思うとゾッとしますよね。
そんな時も 送り主も 送付先も番号しか書いてないとすれば
どこの誰かも分かりませんから 安心ではないかなと思ったのがそもそもの 発明のきっかけでした。
そして 書きながら また思い出したことがあるのですが
これに先駆けけて 電子データ送信方法をと言う 特許も取得したことがあります。
これも 同じような内容ですが
これには 商品は絡まず 番号だけで 郵便物が送られたり 逆にメールアドレスが分からなくても メール他データーのやり取りが出来ると言うビジネスモデルです
その時に 併せて 「ナンバーメール」 と言う言葉も
商標として登録しました。
長いアドレスなどを聞かなくても 番号だけで メールや手紙が送れると言うビジネスモデルです。
今思えば このようなビジネスモデルを 今から20年近く前の2000年頃に思いついてたんですね。
この郵便に関する話で ある 超大手広告代理店が侵害していたので 訴訟を起こしたことがあります。
当時は 特許も取得し始めた頃でしたし 侵害された場合の対抗手段なども良く分かっていませんでしたから
いろいろ勉強することが出来ました。
自分が考えたものを いち早く 権利として押さえておく事は非常に大事で
ビジネスを行う上では必要だという事を 学ばせて頂きました。
それ以来 今では 30件を超える特許を取得しているわけですが
取得のコツと ビジネス化する事に関しても かなり手馴れて来た気がします。
本来であれば 訴訟などしたくありませんが
訴訟で思い出したことが他にもう一件
それは 商標権の侵害です
内容は 私が 婚礼に関する商標で
「カウントダウンウェディング」と言う言葉を商標として権利化していました
これを
ある大手ホテルの婚礼サービスで
「カウントダウンウェディング」 と言うサービスを行っていたのです
内容的には 平成から令和になる時代で 令和になるまでのカウントダウン的に使っていましたが
カウントダウンウェディングは 立派な商標として登録していましたので
この時は注意勧告して 一回きりと言う約束で
その時のサービスは 使って頂きました。
特許や 商標は 新しいビジネスを開始するときは
きちんと調査した上で開始しなければ 後で 莫大な損害金を請求される恐れが
あるので気をつけなければなりません
アメリカでよく使われる手は 侵害していることを知っていながら あえて使わせておいて その市場が最大に大きくなった時に 損害金を請求すると言う手があるのですが
かつて これにより ある大手タイヤメーカーが数千億円の損害金を支払ったと言う事案もありました。
私はそんな手は使わないつもりですが
お互いに気をつけたいと思うないようでした
話は 逸れてしまいましたが
商標の「ナンバーメール」を取得した際に考えた
有るアイデアがあり 後に それが 特許として権利化されるのですが
これは 非常に便利な仕組みだと今でもおもっています
その内容とは????
それは
明日に続く、、、、。