EXECUTIVE BLOG
2024.9.26
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 中秋の名月から 竹取り物語の話になりました。
『竹取物語』は、作者も成立時期も不明ですが、
日本の物語文学の源流として後世の文学に多大な影響を与えてきますね、、。
この物語は、平安時代の貴族社会を風刺的に描き出しており、
当時の社会や価値観を知る上でも貴重な資料となっています。
また、物語に登場する言葉の語源解説は、
日本語の成り立ちを学ぶ上でも興味深い要素になっていて 今でも研究対象になっているようです。
古くからある昔話の要素に、作者ならではの視点が加わることで、
『竹取物語』は娯楽性と教養的価値を兼ね備えた作品となっています。
竹取説話や求婚難題譚といった親しみやすいモチーフを用いながら、
かぐや姫という謎めいた存在を通して、
人間の普遍的な感情や経験を巧みに描き出しています。
そうした物語の普遍性と独自性が、時代を超えて愛され続ける理由なんでしょうね、、、。
まだまだ かぐや姫の話しが続きそうですが
それだといつまでも終わりそうにないので
次に進みたいと思います。
で 話は変わりますが
日本では お月様はロマンティックな存在がしてますが
西欧で満月をイメージするのが 狼男ですよね、、
普段は普通の人間の男性なのに、満月の夜になると突然全身毛で覆われ、
顔も体も狼そのものになってしまうという「狼男伝説」は、
世界中で余りにも有名なお話です。
映画の世界でも、
1941年のアメリカ映画「狼男」や、そのリメイクである2010年の「ウルフマン」、
新約聖書の「獣の数字(666)」をモチーフにした1976年のアメリカ映画「オーメン」
など、たくさんの作品が作られています。
この「狼男伝説」は、どのように広まっていったのか興味が湧きますね、、、。
「狼男伝説」は、旧約聖書やギリシャ神話で既に触れられており、
歴史としては非常に古いようです。
狼の他にも「獣人」は古くから描かれていて、
エジプトのスフィンクスや、ギリシャ神話のミノタウロスなどが有名ですね。
また
中世のキリスト教では、15世紀頃にさかんにおこなわれていた魔女裁判とあわせて、
重罪をおかした人を「狼」と呼んで刑を受けさせていた、という記録も残っているようです。
この刑罰は7年から9年継続しておこなわれたといわれ、
その間は狼の扮装をさせたうえ、人里離れた森に追放されていたそうです。
その後、その罪人の姿を装って物乞いをするような人もあらわれたため、
「罪人やそれを模倣した人たちが人里に下りてきて、略奪や騒乱などの問題行動をおこしたことが、狼男伝説の起源である」ともいわれているそうです。
「満月の夜に変身する」という伝承については、古い物語や著書の中で
「満月だけではなくさまざまな満ち欠けにあわせて変身する」という説があすようで、
いろいろな時代に創作されたのではないか、と言う説が有力だそうです。
こうなると 次に知りたくなるのが
狼男のルーツと 発祥の地ですよね
竹取物語も それが生まれる要素がその時代にあったのですから
狼男の話しも 生れるための 何か原因があったのではと思います。
それは 何なのか????
は
明日に続く、、、。