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社長&顧問ブログ

2020.7.13

発明は妄想から

高光産業株式会社 妹尾八郎です。

 

昨日からの続きです

 

昨日までは

最初の特許取得に関して

福岡ドームが起因していると言う話でした。

 

 

球場と特許と一体どのような繋がりがあるかと思うでしょうが

 

これを ITに置き換えると

コンテンツとそこに行くための入り口を捉えれば分かると思います。

 

前々から書いていますが 中小企業は資金負担を沢山出来ないために

ホームページを作成しても 単に会社案内の電子版的なものになっています。

 

何度もユーザーにアクセスしてもらうためにはコンテンツが充実してなければ

ならないのです。

しかし それにはコストがかかりすぎるのです。

 

これを 球場に置き換えてみますと

常識的には 観客は野球を見るには有料で チケットを買わなければ入場できません

そして各入口から中に入って野球の試合を見て楽しみ満足するのです。

 

もし ここで チケットが無料で野球が見れたらどうなるかと考えてみたのです

そんな事が出来るわけないじゃないかと

常識的は考えますね

 

私は ここのブログで何度も書いていますが 常識に囚われたら進化がないと

いつも考えています。

 

では 非常識的発想だとどうなるか? ですね

 

観客からは料金を頂かずに球場を運営する方法です。

 

ある方は 中に沢山の広告を置いて そこのスポンサー費用で

まかなえば良いと言うでしょう

しかし これも高額ですから中小企業では手が出ないと思いますし

小さな看板で良いからといわれても

それの広告効果はどれほどか となると なかなか中小企業は

手をあげて来ないと思います。

 

では どうするのか?

中小企業の為になるように 低コストで高効果な方法とは?

 

先日来書かせて頂いてますが

中小企業の発展とIT活用の為には 情報協同組合的な組織を作り

隣組で行われていたような回覧板を地域で回すような事が必要である

と考えているのです。

 

商店街を思い出していただければわかりますが

一店では魅力的な商店を作るのにはコストがかかりすぎますが

沢山のお店が力を合わせて共同で運営することで

商店街は成り立ってきましたね。

パンを買ったあとに 肉を買い 帰りに日用品も買って帰れる

便利な場所が商店街でした。

協同で営業することでお互いのメリットが出るのです。

 

では 球場ではどうするのか?

今はドームの中に入ると40近い通路があります。

もし これを 細分化して100個の通路が有ったとしましょう

そして その一つ一つの通路の入り口の権利を中小企業にあてがわれたとすると

中に5万人入場できるので 一通路当たり500人が入場することができるのです。

チケット単価を分かりやすく3000円とすると 一億5千万円の売り上げがあがるのですが 一通路当たり 150万円の権利金を払うとその通路の権利を買えるとなるとどうなるのか?

一通路をさらに10社で分ければ15万円で済むことになります。

 

各権利を持った企業は 自分のお客様50人に対して無料で野球を見せることができるので 私の会社の担当の ○○番通路からお入りくださいと言うと お客様は無料であれば

喜んで来ることになると考えたのです

自分の通路から入るお客様は50人でも 中に入れば5万人になっているのです。

 

これは あくまでも例えばの話ですが こういう考をしてみると

 

年間約350万人分のデータを 15万円で分析から販促まで出来るとすると

一人当たりのコストは1円もかからない計算になります。

販促や広告の専門家ではありませんが こんな事が出来たら凄いのではと

非常識的発想で考えてみたのです。

 

こんな妄想をしながら ITの世界に置き換えてみたらどうなるだろうか?

と 考えを進めて行くうちに

おぼろげながら ビジネスモデルが浮かんで来るようになったのです

次にどのような事を組みたてて行ったのか??

 

それは

 

明日に続く、、。

 

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