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社長&顧問ブログ

2026.8.10

祈りと感謝

高光産業株式会社

妹尾八郎です

 

昨日は、

「神様は、本当にお願いを聞いてくださるのでしょうか」

という話でした。

 

祈りとは、神様を動かすものではなく、

自分自身の心を育てる時間であり、

願いを通して、

今日の自分の生き方を見つめ直す大切なひとときなのですね。

 

今日はは、その祈りをさらに深く見つめてみたいと思います。

 

神社へお参りされた時、最初にどんな言葉を心の中で唱えておられるでしょうか。

「健康でありますように。」「仕事がうまくいきますように。」

もちろん、その願いも大切です。

 

しかし、昔から日本人が何より大切にしてきたものがあります。

 

それは、

「ありがとうございます。」

という感謝の心でした。

 

考えてみれば、私たちは毎日、多くの恵みの中で暮らしています。

 

朝、目が覚めること。

空気を吸えること。

水が飲めること。

仕事があること。

友人と笑い合えること。

四季の移ろいを感じられること。

 

どれ一つとして、当たり前ではありません。

 

ところが、人は不思議なもので、与えられているものには慣れてしまいます。

 

そして、足りないものばかりに目が向いてしまうことがあります。

 

「あれが欲しい。」「これが足りない。」「もっとこうなればいいのに。」

そんな気持ちが積み重なると、心は少しずつ疲れてしまいます。

 

しかし、

「ありがとうございます」と言葉にした瞬間、

不思議と心の景色が変わります。

 

失ったものではなく、今あるものに目が向くからです。

 

神社で手を合わせる時間は、

そのことを思い出させてくれる時間なのかもしれません。

 

私は、ある神社で

年配の男性が静かに手を合わせておられる姿を見たことがあります。

長い間、何も話されませんでした。

お参りを終えられた後、その方は小さく微笑みながら、

「今日も無事に来られました。」

と一言だけつぶやかれました。

 

その言葉が、今でも忘れられません。

何か特別なお願いをされたのではありません。

 

今日という一日を迎えられたこと。

ここまで歩いて来られたこと。

そのことへの感謝でした。

 

私は、その姿から大切なことを教えていただいたような気がしました。

 

幸せとは、

大きな出来事の中だけにあるものではありません。

何気ない毎日の中にあります。

 

朝、「おはよう」と言えること。

「いただきます」と食事ができること。

「お疲れさま」と声を掛け合えること。

「ありがとう」と伝えられること。

 

その一つひとつが、人生を豊かにしてくれる宝物なのです。

 

だから、日本には

「いただきます」や「ごちそうさま」という美しい言葉があります。

「おかげさま」という言葉もあります。

これらは、すべて感謝の心から生まれた言葉です。

 

世界には、たくさんの美しい言葉があります。

 

その中でも、「ありがとう」という言葉ほど、

人の心を温かくする言葉は少ないのではないでしょうか。

 

感謝は、お金がなくてもできます。

年齢に関係なくできます。

今日、この瞬間から始めることができます。

 

そして、感謝の心は、不思議なことに、

伝えた相手だけでなく、自分自身の心も明るくしてくれます。

 

神社で手を合わせる時、お願いごとをする前に、

ほんの少しだけ立ち止まってみてください。

 

「今日もありがとうございます。」

その一言から始めてみませんか。

 

きっと、その後のお願いは、以前とは少し違ったものになるでしょう。

「もっとください。」ではなく、

「いただいたものを大切に生かします。」

そんな気持ちへと変わっていくかもしれません。

 

人生は、

「足りないもの」を数えるよりも、

「与えられているもの」に気づいた時から、

少しずつ豊かになっていきます。

 

神社は、そのことを思い出させてくれる場所なのです。

 

どうぞ次に神社を訪れる時には、

最初に「ありがとうございます」と心の中で唱えてみてください。

 

その一言は、神様へ届くだけではありません。

きっと、自分自身の心にも、静かに届いていくことでしょう。

 

人生を豊かにする一番の近道は、感謝を忘れないこと。

神社は今日も、私たちにその大切なことを、

静かに教え続けてくれているのです。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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