社長&顧問ブログ

2019.6.30

福岡へ球団を最終回

高光産業株式会社　妹尾八郎です。

昨日からの続きです。

福岡に球団を誘致するために我々はロッテ球団にオファーしていました

しかし　交渉は難航していた時に

なんと　突然降ってわいたように　

名門南海ホークスが身売りをするとの話が出てきたのです。

南海ホークスと言えば　われらが西鉄ライオンズの宿敵の球団です

最もライバル視してた球団が身売りをするというのです。

それで　その球団を買収する企業が　当時スーパー最大手の

ダイエーだったのです。

当時ダイエーは巨大な小売店で日本中に進出していました

小売店としての名前を売り出すためにも　球団を買うのは広報の一環だと言うくらいの

感覚だったのです。

そこで　問題になったのは　オーナーである中内さんは　地元神戸に本拠地を置きたいと

思いだったのです。

それでは　福岡に球団を持ってくるという話にはなりません。

福岡を拠点にしてもらいたい我々は今度は中内さんを説得しなければなりません。

その時に　球団誘致をする福岡市民の熱い思い

30万人にも及ぶ市民の署名。

すでに阪急ブレーブスが大阪に拠点があり

神戸にはセリーグですが阪神タイガースもある。

さらに今後

ダイエーが　アジアに向けて商売を行うにあたり

神戸よりも　福岡のほうが立地が良いのではと言う意見をだし

中内さんを説得して　

南海ホークスが　ダイエーホークスとして　福岡を拠点とするチームになったのです。

親父たちの一言が

最後は市民を動かし

そしてダイエー中内オーナーを動かして

球団誘致に成功することになるのです。

今や　ホークスは

しっかり福岡に根を張って市民から愛される球団となって行ったのでした。