EXECUTIVE BLOG
2020.5.14
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです
昨日までは
情報の施主となるべく 情報の母数を増やすためには
大手メディアと手を組むのが一番と考え
あるテレビ局に対して 情報分析の大切さ、その分析により
販促も高めることが出来るので 広告出稿の営業もしやすくなると
提案して そのための 番組企画を行い
実際に 一時間で30万人ほどの 消費者情報を収集することができ
その後の営業展開に大きな進歩を見せた話でした。
言うのは簡単ですが この仕組みの中にも 私の特許が活かされており
他社では真似が出来ないと言うこともあって 話はスムーズに進んだのですが
そうは言っても それまでに相当な努力を積み上げてきたと言うのが
今日からの話になります。
それで 話は遡って まずは九州との大学との研究 そして それから東京の一流国立大学との研究へと話が進んで行くのですが
大学のバックアップがあることで 私のハロー効果が高まる事で大手メディアへ提案しやすくなったのです。
私は ITと言うものを最初に学んだ時に感じたことは これは 大企業に有利な
仕組みだと感じたのです。
インターネットの活用の方法は沢山ありますが
結局のところ ビッグデータを手にした企業が勝ち抜ける一強多弱のシステムだと
思いました。
ある一社が先駆けて ポータルサイトを構築して 沢山のユーザーの情報を
収集するのを見て 他社が真似をしようとしても 相当なコストをかけない事には
追い抜くことは不可能であろうと思ったのです。
当時流行った言葉に
ドッグイヤーとか 先行逃げ切りぶっちぎり とか いう言葉が世に氾濫していました。
早く仕掛けて優位を得ると言う意味なんでしょう。
ヤフーなどの ポータルサイトを真似した沢山のサイトが産まれましたが
結局は無くなってしまって見なくなりましたね、
私の聞いた話ですが
今では日本を代表する大手通販サイトR社があるのですが
開設当時からぐんぐん利用者を増やして 売り上げを上げていた時に
これからは 日本もインターネット通販が延びるのだと言うことを
R社をみて感じたのでしょう 大手商社が対抗するサイトを立ち上げ
当時は 山手線の全車両に広告を打つなど徹底して戦いに臨んだのですが
その時には 先行逃げ切りぶっちぎりのR社に追いつくことが出来ず
結局は他社に身売りしてしまうことになりました。
こうなるとR社の一人勝ちで そこに新たなサービスをどんどんお金をかけて追加していくのですから
もう他社は追いつき追い抜くことは出来ません。
それに ホームページも見栄えが良くなければ なかなかアクセスもしてもらえず
結局は多額の投資をできる企業が得するのがインターネットではと
当時感じたのでした。
単に中小企業は 利用される側に回り自らが積極的に仕掛けていく体力が
残念ながら備わっていないので 大手のサービスを利用するしかないのです。
これは 仕方がないと思えばそうですが
これを逆手にる用出来る方法はないか? と私は当時考えたのです。
インターネットはアメリカから入ってきたサービスであるのであれば
私は 日本式ITサービスと言うモノを立ち上げられないかな と 考えたのです。
一強多弱ではなく共存共栄型サービスを構築したいと考えたのです
日本は狩猟型民族ではなく 農耕民族なんですから農耕民族的発想があっても良いのでは
と考え
これらの考えを まず 九州の大学と研究をすることになるのです。
そして その研究結果が 私がこれまで30近く獲得した特許権利の
第一号となるのです。
この研究の内容とは??
それは
明日に続く、、。