EXECUTIVE BLOG
2023.9.17
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日から 何故か日本酒の話になってしまいました
満月だと呑みたくなり 月長くても 無月といって酒を呑むのは風流だとか
いろいろ 言い訳しながら昔から酒は呑まれていたのでしょうね
日本で一番初めに造られたお酒といえば、何なのかと興味が湧きます
最初のお酒はお米で造られた日本酒でしょうか?
私自身もずっとそうではないかと漠然と思いこんでいました。
しかし、実は、日本最古のお酒は「日本酒」ではなく、
なんと「ワイン」だったのです。
その証拠が、
縄文時代中期(B.C. 4000~3000年頃)のものと思われる高さ51cmという大型の酒壺土器から判明しました。
長野県の八ケ岳山麓にある藤内遺跡で発見された「半人半蛙文有孔鍔付土器」と呼ばれるもので、
今では国の重要文化財に指定されています。
どうしてこの壺が酒造りに使われていたことがわかるのかというと、
1つめの理由は、
この壺の口の縁に18個もの穴が開いていたということだそうです。
アルコールを発酵するときにはガスが生じるので、
このガスを抜くための穴と考えられています。
そして、2つめの理由は、
壷の中にはヤマブドウの種子が付着していたからなのです。
これらこそが、この壺の中で、ヤマブドウがもともと持っている糖分を、
自然の中に存在していた酵母がアルコール発酵し
ワインが造られていたことの動かぬ証拠だと言われています。
ちなみにこの壺は現在、
長野県諏訪郡富士見町にある井戸尻考古館にて収蔵されています。
古代人が 今で言うワインを飲んでいたとは 驚きですね。
稲作より前には果物を食べていたのでしょうから
自然にブドウが発酵して それを飲んでみると 気分良くなって
彼らなりの知恵を使って よりよい飲み物にしていたのでしょう。
これらは 土器からしか想像できませんが
はっきり文献などに載っているお酒の話はないのかと思いますが
日本人がお酒を呑んでいたことが記されている文献が
実は中国に残っていたのです
それは???
は
明日に続く、、、。