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社長&顧問ブログ

2020.11.24

自由に平和を語れない時代があったのです。

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです

私の最初に取得した特許のサービス提供方法の

元にある考え方が

昭和の 隣組にあったと言う話からの展開になっています。

 

隣組は地域の最小単位で 情報を有効に交換できる組織で

この考えをITに応用して

グローカルな世界を構築しようと考えたのでした。

 

しかし 昭和は 皆さんご存知の通り

太平洋要戦争に日本が巻き込まれていた時代でした。

 

戦時中には この 隣組は 情報交換の場としての働きだけでなく

お互いを監視させる仕組みにも利用されてしまっていたのです。

 

今の北朝鮮の様に 市民が市民を監視して 何かあればそれを密告すると言う

組織になってしまっていたのです。

 

折角の良い組織が 時代によってはこのように 悪い方へと利用されてしまうのです。

 

良い仕組みが悪巧みする人間の手にかかると 今のIT時代にも

折角のキャッシュレスの仕組みを悪用したり フェイクニュースを流したりして

人を陥れようとも出来るので 非常に怖いのです

使い方にはきちんとルールを作りそれを守ることで安全なのですが

 

戦時中は この隣組と言う良い組織も 国家が利用して 国民を監視する組織として

使っていたこともあるようです。

 

そしてそこからの密告で動いていたのが

憲兵であり 特高だったのです。

どちらも国民を厳しく監視する取締機関ででしたが

現代の皆さまはこの違いをご存知の方は少ないと思います

 

では 憲兵と特高(特別高等警察)の

違いは何なのか?

ですが

特別高等警察は、

1910年に設置され 社会主義共産主義者や反体制運動を取り締まるための秘密警察組織で、取り締まりの対象は 一般人だったのです。

各種文献に目を通したり、スパイ網を張り、危険思想の持ち主と目される人間を見つけ出し、その背後関係まで調べて一挙に断圧するのが仕事で

治安維持法が制定されると全府県の警察に分室をおき、

労働運動・農民運動から創価学会や大本教まで 「国体に反する宗教」として弾圧しました。

 

警察組織の一部とはいえ、

これがある限り 言論表現の自由は、当時は社会にありませんでした。

 

一方の 憲兵というのは、窃盗から殺人まで軍隊内の風紀、犯罪を、思想犯に限らず広く取り締まるのが仕事だったのです。

戦前の社会では、軍人は一般人より別世界のヒトとして認識され、

警察は軍人には手が出せませんでした。

 

ところが1941年に太平洋戦争がはじまり、国家総動員体制で、

国内も戦場になる可能性が高くなることがだんだん明らかになると

政治家や文化人の厭戦思想や和平志向が少しみられるようになってきたのです。

そこで、憲兵隊が一般人の動向まで監視 取り締まるようになり、

特高警察では凡そ対象にならない自由主義者の外交官(有名なのは吉田茂)や文化人まで 監視・取り締まりの対象としていたのです。

 

その時の情報源に隣組を活用していたのです。

今では考えられない事ですが 平和を口にするだけで 取締対象となっていたのです。

 

話は又 変わりますが ここにも書きましたように

軍人は一般人とは別世界の人と認識されていたのですが

 

これは何故だか分かりますか?

そして この事が発端で

大阪で ある事件が起こるのです

 

それは 国家を揺るがす大事件です。

 

その大事件とは??

 

ここで 事件名だけ明かしておきます

「ゴーストップ」事件です

 

何の事? 行く?止まる?

 

これだけでは意味が分かりませんね

 

ヒントは信号機です

 

信号機に関する大事件とな

 

それは

 

明日に続く、、、。

 

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