EXECUTIVE BLOG
2024.1.15
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 少し話がそれて おもてなし の話でした。
先週金曜日に私がレストランでの経験の話でしたが
寒い外に出る時に さりげなく 渡された カイロは 普段以上に温かみを感じました。
これこそ サービスではなく おもてなし だと感じた瞬間でした。
と考えた時
サービスとおもてなしの違いとは何だろうか? と興味が湧きました。
「おもてなし精神に溢れた旅館」「おもてなしの心を持って、お客様をお迎えする」など、さまざまなシーンで用いられる「おもてなし」という言葉。
よく使う言葉ではあるものの、
詳しい意味や語源までは分かっていない方も多いのではないでしょうか?
おもてなしは言葉のとおり、動詞「もてなす」の丁寧語が由来しています。
この、おもてなしの元となる言葉「もてなす」の語源は
「モノを持って成し遂げる」からきており、
お客様に応対する際の扱いや待遇のことを指しています。
そして、もてなしの語源のなかにある「モノ」は、
目に見える物体と目に見えない事象の2つを示す言葉なのです。
おもてなしには、「もてなすの丁寧語」に加えて、
「表裏なし」という意味も込められていますね。
言動と内心に食い違いがなく、心のままに相手を思いやる気持ちが、おもてなしなのです。
この「おもてなし」は、
平安時代や室町時代にうまれて文化として発展した、
「茶の湯」から始まったと言われているようです。
茶の湯は、お客様を迎いて抹茶をたてて楽しむ文化で、特別な作法や場が必要となります。茶の湯で求められる正しいふるまい・態度・待遇などが、おもてなしの語源になったようです。
すべての来客や接客を「一期一会」ととらえ、万全の準備と最高の空間を提供することが、茶の湯から生まれたおもてなしの精神なのですね。
「おもてなし」と似た言葉に、マナー・サービス・ホスピタリティとかがありますが、
なんとなく おもてなしとは違う感じがしますね、、、、。
一朝一夕で相手への「おもてなし」の精神を身に付けることはできません。
おもてなしを身に付けるためには、自分自身と対話をしながら、
相手の気持ちを考える時間を持つことが重要だとおもいます。
と言う事で
ここで日本文化の一つである おもてなしの話はここまでで
あすは
日本文化の一つである言葉遊びついてに行こうかなと考えましたが
もう一つ ここで 疑問に思う事がでてきました
それは??????
明日に続く、、、。