EXECUTIVE BLOG
2024.8.31
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 歴史上名は残してないが 本人は気が付かなくても
自分が行った事が その後の歴史を大きく動かす事になるのだと
言う話でした。
坂本龍馬の 薩長同盟も ジョン万次郎の養父が 万次郎をイジメて無かったら
生れなかったかもしれませんし
八丈島が米国領土にならずに済んだのも 回船業を営んでその後幕府に重用され
蘭学発展にも寄与した 大黒屋光太夫の部下の一人の 身勝手と思える行動が
あってのこそ に起因している事がわかると
歴史と見えざる手によって 動かされているのではと思ってしまいます。
今 我々の気にもしてない行動 例えば 昨日飲み屋であったおっさんとの会話とか
が 100年後の世界を大きく変える一歩になっているかもしれないのです
茶道の言葉の中に 一期一会と言う言葉がありますね、
これは
茶会に臨む際には、その機会は二度と繰り返されることのない、
一生に一度の出会いであるということを心得て、
亭主・客ともに互いに誠意を尽くす心構えを意味する言葉です。
茶会に限らず、広く
「あなたとこうして出会っているこの時間は、
二度と巡っては来ないたった一度きりのものです。
だから、この一瞬を大切に思い、今出来る最高のおもてなしをしましょう」
という含意で用いられ、
さらに
「これからも何度でも会うことはあるだろうが、もしかしたら二度とは会えないかもしれないという覚悟で人には接しなさい」
と言う言葉として使われています。
今では 茶会以外でも良く使われると言葉ですが
この言葉を広めたと言われている人が
皆さまご存知の 井伊直弼なんです。
江戸後期の代表的な大名茶人として知られた13代直弼が執筆した「茶湯一会集 」は
茶会の進行に沿って、主客のふるまいや心構え、道具の扱い方などを説いた教科書的な内容が書かれています。
この書の冒頭部分に「一期一会」とあり、
千利休の茶をよく学んだ直弼が利休の言葉「一期に一度の参会の様に」を引用し、
心を尽くして出会いを大切にしようとの思いを込めた書とされたと言われています。
井伊直弼と言えば 幕末の桜田門外の変で 暗殺された大老ですね
名前は聞いた事があると思います。
維新を企てる当時の浪士たちからは 赤鬼といわれ恐れられていました、
安政の大獄と言う事件は耳にした事があるかと思います
安政の大獄とは、江戸幕府大老・井伊直弼が自分の政策に批判的だった公卿、大名、幕臣、志士などを大量に弾圧した事件のことを言いますね。
そして、桜田門外の変で井伊直弼が暗殺されるまでの間に処罰された人々は、
処刑者7名を含む100名以上にのぼると言われています。
これで 赤鬼と言われるのはもっともだと思いますが、、、
ここで 何も気にもしなかったら スルーしてしまいそうですが
単なる鬼ではなく 何故赤鬼 と赤がつくのかを 考えた事がある人は少ないのでは
ないでしょうか??
それは?????
等の話は
明日へ続く、、、。