EXECUTIVE BLOG
2024.11.11
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 古事記から日本書紀の話になりました。
この書物を編纂するにしても大変な努力もあったでしょうし
全て漢字だけで書かれているのですが どのようにして当時の方は
漢字を学んでいたのか? にも興味が湧いてきます。
この古事記や 日本書紀に他にも 表には出て来てない書物が他にも
あったのではないでしょうか?
それらを経て やがて 清少納言や紫式部が出てきたのでしょうね、、
彼女たちもいきなり 物語を書けたわけではなく 何か 色々他の書物を
読む事で学んで 自分なりの表現を覚えていったのだと思うのですが、、、。
歴史に名を残してはいないが 素晴らしい小説家が居たのではと思います。
で 今日は この清少納言や紫式部の事に関する話に進もうかと思いました
またまた話が逸れます、、。
昨日NHKの早朝の番組(本当は別の時間帯の再放送だと思います)で
演芸図鑑と言う番組があり
朝から お笑いのコントや 落語家によるお話があってました。
時間つぶしにには 丁度良いので なんとなく見てしまいます。
落語は 今の時代でも 日本の話芸として残っているのが素晴らしいと思いますね、
1人の話し手が 何人もの役を演じながら話をするのですが
その話だけで 頭の中で想像が膨らみ まるでその世界の中にいるように感じてしまいます。
私は この落語を見て素晴らしいと思うのは 最初は 何気ない世間話的な事から始まるのですが いつの間にか 江戸時代の人情話に引き込まれて行ってるのです
全く時代の違う話から いつそちらに移ったのかも気が付かないくらい絶妙なタイミングで話が本題に移っていくのです
そして その時に 落語家はそれまで着ていた羽織をそっと脱ぐのですが
それも よほど気を付けていないといつ脱いだのかと言う感じなんです。
それから本格的な落語に入るのですが、
それから笑ったり 泣かしたり 感動させていくのですが 本当にこれこそ
話芸だと思う位見事なものです。
それで 昨日のテレビ出ていた落語家は 比較的若い落語家で
柳家わさび と言う人でした。
落語と言うと 訳のわかならい古典落語かと思うのですが
昨日のネタは 今どきの話しで ラッパーの落語家に 老夫婦が弟子入りを
希望するような内容でした
この内容と言うより その中で出て来る ラッパー用語とでもいうのでしょうか?
ラッパー用語を駆使して落語を進めるのです、、
先日も 今は死語かもしれませんが かつて業界人が使っていた言葉で
ザギンでスーシー とか使っていた事を書きましたが
最近の若者言葉で 言葉尻を上げながら 疑問形的な言葉でしゃべるの真似しながら
この落語を進めるのですが このネタの中の落語家と老夫婦のやり取りが面白いです。
落語は古典落語だけではないという事を分からせて頂けるので
若いファンも増えるのではと思います。
でこの話の中に出てきた言葉の中に パリピと言う言葉が出て来るのです
最近の若い子は当たり前に使っている言葉なのでしょうか?
私には 全く理解できない単語でした、
調べてみますと この パリピは
パーティピープルから転じて使われている言葉で 俗に 集まって陽気に騒ぐのが
好きな若者たち と言う意味だと言うのです。
こんな新しい言葉がどんどん出て来るのでしょうが
これを 日本語が乱れていると感じるのか 新しい文化なのだと考えるのか?
未来の古文の授業でもパリピと言う古い言葉があったと教わる時代も来るのかもしれません
このように 言葉をどんどん進化していると思うのです
それでも 基礎は知っておくべきだと思います。
そういう意味でも 古事記 日本書紀 そして枕草子や源氏物語にも触れる事は
大事なのではと思ってしまいます。
で 清少納言や紫式部の話しですが この人 一体何だったの???
と聞かれるとわかならいと思いますね
単なる当時の小説家ではないのですよ
名前や言葉は覚えていたが 中身を問われると分からないのは情けないですね
これも詰め込み教育の弊害なのかもしれません、
何故清少納言が居て 何故枕草子を書いたのか? 紫式部んも同じです。
の事は
明日へ続く、、、