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社長&顧問ブログ

2023.12.25

街頭テレビ

 

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは

ビジネスモデル特許や 商標登録は

日常生活において 何も気にしなければ浮かばないところを

少し 興味を持って見てたり 常識に囚われずみている所から

ふとアイデアが浮かぶと言う話でした。

 

そしてそれを特許や商標として権利化した時に

よく言われるのが

「そんなのだれでも思いつきますよ」

とか

「そんなのが権利化できるのですか」

です。

 

勿論思いつきだけでは権利化できませんので そのアイデアをきちんとシステム化出来るかまで考えた上でだと言う事を理解できない方が多いのです。

 

昨日の タクシー広告で目にした二つの広告から ある気付いた事があり

そこから 今回新たな特許を申請しようとしていますが

そこで権利化した特許が果たして 世の中に役立つのかも重要だと思います。

 

よく テレビ広告は時代を反映していると言われますね

高度成長期には 電化製品の広告が多かったと思います

 

今では ゴールデンタイムには放送されませんが 昔プロレス中継は

大体 夜8時くらいから放送されていました

 

テレビが 一般に普及し始めたのが昭和33年くらいからで 当時を思いだせる

映画として 「三丁目の夕日」がありましたね

 

丁度 東京タワーが完成するころの映画です

 

見た方は ご存知でしょうが 下町の庶民の日常を映画にしてます

自宅にテレビが入った時には 近所中の人が集まって そのテレビを

食い入るようにみてました。

 

そして その時の一番の人気番組がプロレスでした。

 

日本が敗戦から まだ十数年しか経っておらず 数年前までは朝鮮戦争もあり

国内には米国の軍人も多数いました。

 

敗戦を屈辱と感じた人々が多くいた時代

プロレス中継が何故人気を呼んだかと言うと

 

当時の 日本人レスラー 力道山が 外人相手に伝家の宝刀 空手チョップで

やっつける姿をみて 多くの日本人が喜んでいたのです。

 

今の感覚では理解できないと思いますが、、、、

 

また まだ多くの家庭にはテレビが普及してなかったので

このプロレスを 街頭テレビと称して 街中に人々が集まって見入っていました。

 

そのプロレス中継の際に リング上を 三菱の掃除機 風神雷神が

掃除をするのですが

今考えれば なんとも面白い風景で わざわざリング上を 掃除機で掃除する必要が

あるのか??? と思ってしまいますが

物凄い視聴率のプロレス中継に 家電メーカーが実演ともいえる広告をだして

消費者にアピールしていたのです

 

当時は掃除機がある家も少なく まだまだ ほうきとはたきの時代でしたから

これもうなづけると思います。

 

その後  白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫が 三種の神器 と言われるのです

 

今では どこの家庭にもあるこの三種の家電が 神器といわれていた時代です。

今の方には想像も付かないと思います

 

もっと 想像つかないのは 三丁目の夕日 のモデルとなる 三丁目は

一体どこなのか? です

 

あれだけの下町だから 東京で言えば いまだにその面影が残っている

谷中 根津 千駄木 あたりでは??? と考えてしまいますが

 

実はあそこなのです、、、、、、

それは どこかか?????

 

明日に続く、、、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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