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2025.3.7

逆賊

高光産業株式会社

妹尾八郎です。

 

1936年2月26日、日本陸軍の青年将校たちが「昭和維新」を掲げ、

大規模なクーデターを起こしたのが二・二六事件です。

 

この事件は日本の近代史において重要な転換点となりました。

彼らは国家の腐敗を正し、天皇親政の実現を目指していましたが、

その理想は現実によって打ち砕かれることになるのです。

 

青年将校たちは、昭和天皇が自分たちの行動を支持してくれると信じていたのです。

彼らの忠誠心は皇道派の思想に根ざし、

「天皇を中心とした国家こそ正しい」という信念を持っていました。

また、宮中にも改革を求める勢力がいると考え、

天皇の側近が自分たちを支持してくれると期待していたのです。

さらに、大正天皇時代の政治不信や政財界の腐敗に対する不満が高まり、

「天皇が政治を指揮すれば国家は正しくなる」という考えが

軍部の一部で広まっていたことも、彼らの決起を後押ししていたのです。

 

しかし、

彼等の思惑とは裏腹に、昭和天皇はクーデターに激怒し、

即座に反乱軍の鎮圧を命じたのでした。

この瞬間、青年将校たちは自分たちが

「国家の正義を担う者」ではなく、

「反乱軍」として扱われる現実に直面する事になるのです。

 

彼らにとって、これは驚愕と絶望の瞬間でした。

天皇が支持してくれると確信していたため、

鎮圧命令を知ったときの衝撃は計り知れないものだったに違いありません。

 

また、彼らは「国のために戦っている」と信じていたため、

自分たちが逆賊とされたことに強いショックを受けたのでした。

 

理想に燃えて行動したはずが、

結果的に国家を混乱に陥れる存在となってしまった現実を受け入れざるを得なかったのです。

事態が進むにつれ、

多くの将校たちは「自分たちの行動が失敗した」と悟り、

自決する者も出たのです。

彼らは野心家ではなく、理想を追い求めた者たちだっただけに、

仲間が次々と処刑される状況は耐え難いものだったに違いありません。

 

二・二六事件は、軍部の暴走と政治の混乱が生んだ悲劇であり、

青年将校たちの純粋な理想が現実によって砕かれた事件だったのです。

 

彼らは天皇の名のもとに決起したが、

最も信じていた天皇に否定され、絶望の中で散っていったのです。

 

この事件は、

どれほど大義名分があっても、独断的な行動が国を危うくするという教訓を示していると

考えられます。

 

歴史を学ぶことで、同じ過ちを繰り返さないよう心に刻むことが重要だと感じます。

 

理想を掲げることは大切だが、それを実現するための手段を誤ると、

取り返しのつかない悲劇を生むことになる事もあるのです。

二・二六事件の青年将校たちの運命は、そのことを私たちに強く訴えかけていると

思います。

 

では この時 一方の、、、、、は

 

明日へ続く、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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