EXECUTIVE BLOG
2023.5.16
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 上野不忍の池の話でした。
不忍池は 周囲2キロだそうで
これは 福岡市にある大濠公園と同じくらいと言う事になります。
私は福岡の大濠公園でも散歩しますが 大体一周歩いて20分くらいですので
不忍の池も ゆっくり20分かけて散歩してみたいと思います
不忍の池が何故琵琶湖に模したのかも 歩いているうちに分かるかもしれませんし
それを考えると 本物の琵琶湖にも行ってみたくなります。
因みに 琵琶湖一周は 200キロメートルだそうですから
歩いて一周することは よほど暇がなければできませんが、きっと挑戦した人は
居るでしょうね
と言う事で
今日は 本題の 散歩の途中で見つけた 不忍の池の銅像の話にやっと戻ります。
そこで 見つけた僧侶の銅像はといいますと
それは 鑑真和尚の銅像でした。
鑑真と言えば 歴史では習った方は多いかと思いますが 一体彼が何をしたのか?
そもそも 鑑真は日本人なのか? と思う方も居るかもしれません。
鑑真とはどんな人なのでしょうかと言う事をまず仏教の辞典を確認してみました。
彼は688-763で 日本で言えば 奈良時代中期の唐の僧だったのです。
日本授戒制の創設者でもあります。
この授戒制については又後ほどと言う事にします。
誰もが知っている事としましては
奈良時代、中国から日本に戒律を伝えた僧侶と言う事で
奈良に唐招提寺を建立し、東大寺に最初の戒壇を設立した人だと言う事です。
でこの鑑真和尚の銅像は 日中友好の証として 中国から2022年に寄贈されたのです。
つい最近の事でしたので 気が付かなかったのだと思います
この時中国大使はあいさつで、
「鑑真和上は中日文化交流の歴史の先駆者であり、両国の長い友好交流の歴史のシンボルでもある。両国の国交正常化50年に際して『鑑真銅像』が上野公園に末永く屹立することになったことは、重要な意義を持つ」と述べています。
又日本側の代表として小池知事は、
「鑑真和上は度重なる困難を乗り越えて来日を果たし、日本文化に大きな影響を与えた」と述べ、
「交流を通じてすばらしい未来を共に築き上げる」ことに期待を示しています。
平和を愛して 命がけで日本にやってきた鑑真和尚の意を汲んで
日中両国が 今後も仲良く出来る事を願うばかりです。
簡単に日本に来たかのように思いますが
当時の船は 小さくで 渡航の成功率は一割だったというのですから
本当に命がけで 仏教の普及に来られたと言う事になります。
と言う事で 鑑真の話はこれまでとして
色々興味を持つことで
又面白い発見がありました
それは????
明日に続く、、。