
EXECUTIVE BLOG
2019.9.19
高光産業株式会社 妹尾八郎です。
昨日までで 一旦 ホークスネタは終わり
話を戻さなければなりませんが 時系列がすでに混乱し始めました
頭が整理される前に 今日の話は
内閣改造が終わり 閣僚の目玉として 小泉進次郎さんが
環境大臣に就任しましたね
将来の総理候補と呼ばれる 自民党のエースです。
彼の 演説やインタビューでの発言は迫力ありますよね
お父様の 純一郎氏も 首相の時は国会答弁がキレてました。
その 進次郎さん 趣味が落語だそうなんです。
演説するときの間の取り方は 落語から学んだそうです。
私も最近までは 落語とか まったく興味を持っていませんでしたし
学生時代に 落研の連中と話をしていると 妙に話方がきになって
好感が持てるほうではありませんでした。
そんな 私が 落語に注目しだしたのは ここ最近で
土曜か日曜の早朝に 日本の話芸と言う番組が NHKで放送されていて
なんとなく見ていたら自然に引き込まれてしまったのです。
その時 注意深く見ていると さりげなく 舞台に入ってきて
座布団に座って お辞儀をしたあと さーっと 観客席を見回して
いきなり 落語に入るのではなく なんとなく世間話みたいなものから入るのですね
しばらく 世間話が続くので いったい どこから落語に入るのかと思ってみていると
その世間話が なんとなく 昔の落語の前座のような感じになって
さあ今から落語だと言う切れ間ではなく 本当にスーッと落語に入るのです。
その手前 観客が自分に注目してきたなってタイミングで 羽織をさっと後ろに脱ぐのです。
さあ脱ぎますよって感じではなく 本当によく見てないといつ脱いだのだろうと気が付かないうちになんです。
それから 本題の落語に入ると 話し手は一人なのに まあ右を向いたらAさん 左を向いたらBさん あと数名出演する人がいるかもしれませんが
絶妙の顔の振り方で役を演じ分けてるのです
男と女 男と男 若い人と爺さん みたいに 聴いてるこちらは
本当にその情景に入り込んでしまうのです
まあ 私たちが見てるテレビに出演する方々はほとんどが真打で名人に近い方ばかりですので
上手いに決まってるのですが 迫真の演技で その状況が目に浮かび
ある時は笑い ある時はハラハラし ある時はお涙頂戴の状態になるのですから
凄いですよ
冷静に見たら ひとりのおっさんが 座布団の上で何やら話してるだけなんですが、
まあ 引き込み方は さすがプロですね
それで 小泉さんは この落語を研究して 間の取り方人の惹きつけ方を
勉強してると聞いたのです。
先ほども書きましたが ここまで話がうまくなり真打になるのですが、 皆だれでも
最初からうまいわけではないわけで
単に 落語が好きだからと言って 一人で成功するわけではないようです。
落語家を目指す人は まず自分の師匠を見つけて そこに弟子入りするところが
始まりなんですね
師匠からしたら どこの馬の骨か分からない人間が突然来て 弟子にしてくださいと
来るわけですから だれやらかれやら 弟子にするわけにも行かないのです。
寝食を共にして家族同然ですから信用を得なければなりませんし
弟子の才能を見抜く力も居るでしょうから
それで 晴れて弟子入りできたものが 師匠の技を少しづつ盗んで学び
たまに高座に出るようになり そこからうまい方は 真打へと昇り詰める
実力の世界なんです。
まあ 弟子の時代は とても大変で辛いと聞いてます
師匠に気に入られなければ先はないのです、
給料なんてないですよ 犬の様に分けてもらいながら生活してるのでしょうね
これは 昔の徒弟制度のようなものですし
学生が 書生として 経営者の家で住み込みで働いていた時代のようなものです。
今の方は 書生と言う言葉すら知らないのでは思いますが
実は
私にも書生時代がありました。
まあ それは 大学時代4年間で 人生の40年分を味わうような毎日でした。
どんな 書生時代だったか??
それは
明日に続く、、。