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社長&顧問ブログ

2021.5.18

闘わずして勝つ??とは

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

昨日からの続きです。

 

昨日までは孫氏の兵法の話から

その教えを参考にした営業活動をいかに

行うかの話で

今日は その続きとなりますが

 

そもそも 孫氏の兵法と言う言葉は知ってはいるが

これが 一体いつの時代の話だったのか?については

意外に知られていなようです。

 

「孫子の兵法」とは、

中国最古の兵法書である『孫子』に書かれている兵法のことをいいます。

 

『孫子』は「孫武」が書いた兵法の書なのです。

『孫子』とは、今から2千5百年ほど前の中国春秋時代の軍事思想家であった「孫武」が書いたとされる兵法書です。

『孫子』は、中国における代表的な兵法書の古典「武経七書」のうちのひとつですが、その中でも最も優れているとされています。

 

『孫子』より前の時代は、戦争の勝敗は天運に決定されるという考え方でした。

孫武はそれに異を唱え、勝敗は運ではなく合理的な理由があることを主張します。

そして勝利を得るための方式を理論化して、『孫子』にまとめたのです。

 

『孫子』は全13篇で構成されていて、

最初の計篇は「兵は国の大事なり」という言葉から始まります。

概要は

「兵とは国家の大事なり、死生の地、存亡の道、察せざるべからざるなり。

戦争とは国家の大事である。国家の死活が決まるという、国家の存亡の分かれ道であるのだから、よく熟慮しなければばならない。」

となっています。

 

この言葉に続けて、戦いの五つの基本事項を説いています。

五つの基本事項は次のとおりです。

 

「道」民と君主が生死を共にすることについて疑いのない状態のこと。

「天」気温の寒暖や四季の推移の定めのこと。

「地」距離、地形、地形の状態のこと。

「将」優れた将軍の能力のこと。

「法」各人の職権や将軍の指揮権についてのルール。

これらの定義は、現代のビジネスにおいての組織のあり方や、

戦略の進め方にも通用する普遍性を持ったものであると言えて現代でも通用する

教えとなっているのです。

 

『孫子』は、ただ単に合理的な戦争の仕方を書いた戦争の指南書ではなく、

いかに戦うのが人間の道であるかが書かれた人哲学書です。

その教えは実際の戦争だけでなく、

ビジネスや人の生き方にも応用することができます。

この中でに

「戦わずして勝つ」が理想の兵法というのがあります。

『孫子』には、「戦わずして人の兵を屈するは善の善なる者なり」(戦わずに敵を屈服させるのが最善である)と書かれています。

これは『孫子』の最も理想とする兵法である「戦わずして勝つ」を表した一句なのです。

 

「戦わずして勝つ」とは、戦争による損益を考えた思想です。

勝った時に最上の利益が得られるのは、自分も相手も無傷の状態であることが明らかです。この基本的な考えは、ビジネスの基本戦略であるとも言われています。

 

『孫子』に書かれた「孫子の兵法」は、「戦わずして勝つ」を基本思想とする、

合理的に勝つための戦略の思想です。つまり、戦争の指南書ではなく、

どのように相手と戦うのが優れているかが書かれた思想書だといえます。

そこにある普遍性は色あせることなく、現代のビジネス戦略や、

人の生き方への戒めなどとして時を超えて読み継がれています。

 

これらをよく研究して 営業戦略に活かしていかなければならないところですが

中小企業には なかなか時間がありません

 

それで 手っ取り早く一人前にする方法が何かに続かなければなりませんが

話がどんどん逸れてしまっています

 

明日は

奇想天外な営業研修についてになるのか?

 

それは

 

明日に続く、、、。

 

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