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2025.2.16

靖国神社のご神体

高光産業株式会社

妹尾八郎です。

 

先日の金曜日に 伊勢神宮へ行ってまいりました。

伊勢神宮は日本で最も尊い神社のひとつであり、天照大神をお祀りする「内宮」と、

豊受大神をお祀りする「外宮」から成り立っていますね。

 

この伊勢神宮のご神体は、「八咫鏡(やたのかがみ)」とされます。

これは、日本神話に登場する三種の神器のひとつで、

天照大神の象徴とされていますね

 

では 東京九段にある 靖国神社のご神体は何か? と問われると

答えられない方が多いかもしれません。

 

靖国神社は、日本の歴史の中で特別な意味を持つ神社の一つなんです。

靖国神社ができたのは、明治2年(1869年)のことです。

明治天皇の命により、戊辰戦争で亡くなった官軍の兵士を祀るために

「東京招魂社」として建てられました。

その後、1879年に「靖国神社」と名前が変わり、

日本のために戦ったすべての戦没者を祀る神社となったのです。

 

「靖国」という名前には、「国を安らかにする」という意味が込められています。

これまでに、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、日中戦争、太平洋戦争などで亡くなった約246万6千人の戦没者が祀られていますね。

 

普通の神社には、鏡や剣、勾玉など神様が宿る「御神体」があります。

しかし、靖国神社には特定の御神体はなく、

戦争で亡くなった人々の魂そのものが「祭神」とされているのです。

 

これは「招魂」という昔からの日本の信仰に基づいた考え方です。

戦没者の魂を鎮め、国と国民を守る存在として祀ることが靖国神社の目的なのです。

 

で 何故靖国神社は九段下にあるのか言いますと、

いくつか理由があるようなのですが

 

靖国神社ができた当時、東京は明治政府の首都として発展していました。

皇居の近くに重要な神社を置くことで、国家の中心にふさわしい存在とされたのです。

九段下周辺は、江戸時代に武士が多く住んでいた地域でした。

幕末の戊辰戦争で新政府軍が戦った歴史もあり、戦没者を祀るのにふさわしい場所と考えられていたからなのです。

そして

靖国神社は坂の上にあり、見晴らしが良い高台に建てられています。

昔から神社は高い場所に建てられることが多く、神聖な場所として適していたと言う事になります。

 

要するに、靖国神社は、明治政府によって戦没者を祀るために創建されたと言う事なのです。普通の神社とは違い、特定の御神体ではなく、戦没者の魂そのものを神として祀っています。また、九段下という場所は、

歴史的にも地理的にも神社を建てるのにふさわしい条件がそろっていたと言う事なのです。

 

現在も、多くの人が靖国神社を訪れ、戦没者への感謝や平和への願いを捧げていますね。

 

まだ いかれてない方は 是非 参拝でなくても 見学に行かれてください。

 

そこで

あるモノをみて 驚くと思います 更に、、、

 

の話は

 

明日へ続く、、、。

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