EXECUTIVE BLOG

社長&顧問ブログ

2020.9.30

面白いのは歴史の流れ

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです

 

先に書きましたが 私は特に歴史に興味はなかったのです。

 

多くの方が 織田信長 坂本龍馬を尊敬していると個人の名前を

出されますが

私は 歴史の流れそのものに興味を持ったのです。

 

戦国武将も 幕末の志士たちも 時代の流れと不思議な縁で繋がり

それが後世まで続いていることが面白いと思ったのです。

 

今回 のペリー来航に始まった話も

学校では 単に 日本を開国させた米国人と言う感じで

習った気がしますが

 

その裏を紐解くと 関ヶ原まで遡ってみないと分からない事がある事や

 

地域地域の歴史を学ぶことは その地で営業を行うときに非常に

大きな武器になると言う利点もあります。

 

大阪人でさえ 何故 大坂の表記が大阪に変わったのか? 

食い倒れは本来は杭倒れからの言葉だったという事をご存知でない方も

多いようです。

 

地元の歴史を 他の地区の人間から聞くことで親近感が湧くと言う

営業経験をしてきました。

 

こういう意味からも 歴史を学ぶことは面白い事だと思います。

それに合わせて いつの時代も情報の大切さを感じます

 

先日書いた 駒姫の話ももう少し早く情報が伝達されていれば命が助かったのではとか

似たような話では 新選組内で 横領容疑をかけられた隊士が居たのですが

父親が その分のお金を送ると言う情報が一日遅かったために 切腹させられたと

言う事件もありました。

 

又 これも先に書きました 小野田少尉も 情報が確実に早く伝わっていれば

ルバング島に潜み戦後30年間も孤独の戦いを行わなくて良かったのです。

 

今では 数秒で多くの情報を伝達することができますね

 

弥生時代は 稲作の方法が九州から東海地方へ伝わるのに

約400年間もかかったそうです。

 

現代で数秒で伝わる情報は400年後にはどのように進化するのか

想像すらできませんね。

 

それで 今回の話 林子平の三国通覧図説を桂川甫周が命がけで

時の老中 松平定信の寛政の改革から守り なんとか 長崎にたどり着いて

そこで オランダ人に手渡したこと。

 

更にその後年 シーボルトが日本に興味を持つことになり

それで 日本に来て幕府と関わることになるのですが

シーボルト事件を起こしたために日本追放となるのですが

ここで タイミングよく台風に遭うのです

台風に遭うことが何故 タイミングが良いのかと思うでしょうが

この台風のおかげで 長崎港沖で船は難破して長崎港へ打ち上げられてしまうのです

普通であれば散々な事ですが

これが 日本にとって重要な意味を持つことになるのです。

 

 

と言う話が 今までの流れであることをおさらいして

 

今回の主人公 大黒屋光太夫の話に戻るのですが

かれも又 台風に遭い長い漂流を経て 命からがらアリューシャンの極寒の島で

過ごした後に ロシヤの探検家に偶然みつかり

それで モスクワに連れていかれるのですが

 

ここで 光太夫一行も台風に遭わなければ 日本の歴史が変わっていたのかもしれないのです。

 

そして ロシヤもこの日本時を利用しようと言う考えが起きなければ

又歴史は変わっていたのかもしれません

 

歴史の流れの中に 何か大きな事件や台風が絡みますが

 

今回 ロシアにおいて やっと日本に帰ることができることを喜んで

いた日本人の中に

不届き者がいたのです。

多分 仲間からは 「馬鹿じゃないのか!」 と言われたと思います。

 

 

この 不届き者のおかげで 幕末の日本の危機を救うことになる事など

本人は全く気が付くはずもないのですが

 

後年 歴史を俯瞰してみるとこの関係が見えるのです。

 

一体 この不届き者は何をしたのか??

 

もしかたらこの人英雄かもしれませんよ。

 

一体

彼は 何をしたのか?

 

そのことで 何故 日本は救われることになるのか??

 

それは、、

 

明日に続く、、、。。

 

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

 

高光産業株式会社 妹尾八郎監修の書籍

 

高光産業株式会社 妹尾八郎監修の書籍(Amzon)