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社長&顧問ブログ

2024.6.21

須藤本家

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

昨日までは 富山の酒蔵に入った話しから

私が 日本聴き酒協会を 設立したと言う話でした。

 

そもそも 富山に行くきっかけになったのは

ドンペリの醸造最高責任者が 日本酒に魅了されて 日本酒を作る事になった

と言う話を聞いた事がきっかけでした。

 

私も 日本酒は国酒だと言う活動を行っており

「クール酒」 と言うラジオ番組も制作して、 お酒と音楽の番組を配信しています。

 

お酒のうんちくだけを語るのではなく 音楽と掛け合わせることで 一層

味わい深くなる事を 全国へ発信しているのです。

 

どうしても 世界の一流のお酒と言いますと シャンパンとかワインになっているかと

思います。

 

高級なレストランにいくと 目玉が飛び出しそうな値段がついたワインのメニューを

出されるとドキドキしてしまいますね

 

一方の日本酒は 高いと言っても 一升一万もすれば高い方になります。

これから見ても 世界的に日本酒の地位が低いのではと思ってしまいます。

 

そこへ 世界最高水準のドンペリの醸造責任者が 日本酒に魅了され 富山で日本酒つくりを始めたと聞きますと その酒蔵へ行ってみたいと言う気になりますね

 

そう思いますと 縁は不思議なもので その酒蔵の白岩酒造の責任者をご存知の方が

いっらっしゃて 今回の訪問となりました。

 

日本酒をワイングラスで飲みながら 美味しい和食を楽しませて頂きました。

 

明治時代は 日本酒の蔵元が だいたい長者番付のトップに君臨していました。

 

店構えもドーンとしていて 落ち着いていて まさにお金持ちだと言う雰囲気を醸し出しています。

 

蔵元と言いますと古くからあると思いますが

因みに 日本で最古の会社は 飛鳥時代にできた 金剛組と言う会社で 今でも

存続しているので驚きですよね

この「金剛組」の創業は、大化の改新以前の578年です。

 

なんでも聖徳太子が四天王寺をつくるために朝鮮半島百済から招いた工匠が創始者だったようです。

江戸時代までは宮大工、現在ではマンション、オフィスビルなど一般建築も途絶える事無く手がけて続いているのです。

 

ちなみに2番目に古いのは、生け花・茶道教室の池坊華道会だそうです。

 

で 蔵元と言うとどこが古いかと言いますと

それは須藤本家(茨城県笠間市)で 1141年永治元年創業なんです。

 

常陸の国で武士と造り酒屋の両方を営んでいて「酒・米・土・水・木」が家訓です。

 

何故これが家訓かと言いますと

「良い酒は良い米から、良い米は良い土から、

良い土は良い水から、良い水は良い木から、良い木は蔵を守り酒を守る」

という意味だそうです。

酒が生まれる基本中の基本ですが実に深い意味を持つ家訓だと思います。

 

農耕民族日本人の魂を揺さぶる言霊だと思います。

 

他にはどこがあるのか?

 

これと 聴き酒協会の話は???

 

明日に続く、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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