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社長&顧問ブログ

2020.3.12

鳴かぬなら鳴かせてみよう

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは

40年ほど前に思いついたサービスの話でした。

 

ITもないし 宅配便も無い時代の話です

 

ただ 披露宴で 開会までの時間の間が持てない事

終わった後の 大きな 引き出物を持ってウロウロしなければならない

煩わしさ

 

しかし これは 新郎新婦側からすれば 精一杯のおもてなしですから

それを 無下にするわけにはいかないのです

 

一方では 当時流行った 披露宴は ゴンドラで降りて来るとか

凄いスモークの中から現れるとか

芸能人みたいな演出がうけていました。

式場も手のこんだ演出で 費用を上げようとしていたのでしょう、

 

これらを解決するために 各テーブルに メッセージカードを置いて

それを読んだり そこに自宅住所を書いて 引き出物袋に入れておけば

手ぶらで帰れるのにとのアイデアを考えるのですが

 

それまで そんなサービスをしたところもないので

単なるアイデアで終わるところでした。

 

 

何とか こういうサービスを世に出したいと思い

どうすれば 実現できるかを考えた時に

先ず式場に提案したのですが

式場からは 新郎新婦にこういうサービス如何ですか? とは前例もないし

言えないとの事で

頼んでも まったくバカにして動いてくれないのです。

 

普通であればここで諦めるでしょうが

何とかこれを実現するためには 新郎新婦からこういうサービスが無いですか

とお願いさせるのが一番と考えたのです

 

かと言って どこのだれに頼むかが問題ですし

式場に見学に来ているカップルにお願いするのはあまりに無謀な事だと思いました

 

であれば どうすれば良いのか

 

私自身が結婚式を挙げる二人を作れば良いという事なんです

 

結婚願望のある男女を見つけ 結婚まで導ければ感謝をしてくれて

ある程度の話は聞いてくれると考えたのです

 

一見無謀な作戦です。

 

結婚までに至るまでは それはいろいろと手間暇かかりました

しかし

サービス実現のためには 実績が必要なので 必死でした

 

しかし 新たに出会った二人は これとは別にお互いが気にいって

ゴールに向かう事になったのです

 

愛のキューピットとして成功したわけですから これはこれで良かったのです

 

さあ これからが本番です

色々と結婚式の段取りを一緒にしていく中で ホテルの段取りもしながら

 

彼らにも 今までにない参列者が心から喜ぶ披露宴にしましょうと

アイデアを披露していったのでした。

彼らも 今回のアイデアは非常に面白いし 心に残る披露宴になると

納得されました

 

ここまでは順調でした

 

次には 会場との交渉になります

40年以上も前の話ですから

今とは比べものならないくらいに 保守的でアナログな時代です

斬新なアイデアはすぐに却下されてしまいます

 

それで 次は どういう行動に出たのか??

 

 

この話の続きは また

 

明日に、、。

 

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