
EXECUTIVE BLOG
2026.9.17
高光産業株式会社
妹尾八郎です
昨日までは
約20年前に考えた特許をもとに、
「卒業して50年経っても、母校が人と人をつないでいる」
という話についてでした。
その原点は、とても単純な疑問でした。
「相手のメールアドレスを知らなくても、その人に情報を届けることはできないだろうか」
今から約20年前のことです。
そこから私は、
個人の連絡先そのものを相手に知らせなくても、システムが間に入ることで、
人と人をつなぐ仕組みを考えました。
そして、その発想を特許にしました。
当時としては、
少し早すぎた発想だったのかもしれません。
それから20年以上が経ちました
その後も私は、
日常生活や仕事の中で、
「これは不便だな」「もっと違う方法はないだろうか」
と思うたびに、いろいろな仕組みを考えてきました。
そして最近、また一つ新しい特許を取得しました。
それが
特許第7529332号。人材共有に関する特許です。
簡単に言えば、
ある企業では能力を十分に生かせていない人がいた時、
その人が持っている能力や希望と、
別の企業が求めている人材条件を照らし合わせ、
より適した場所へ人材をつなぐことを考えた仕組みです。
私はこれを、20年前の特許とは、まったく別の発明だと思っていました。
ところが、
今回、母校と卒業生について考えているうちに、
ふと気づいたのです。
「待てよ。この二つ、つながるんじゃないか。」
20年前に考えたのは、個人情報をむやみに相手へ開示しなくても、
人と人をつなげる仕組みでした。
今回取得した特許は、
人が持っている能力と、企業が求めている能力を照らし合わせ、
「人と企業をつなぐ」という発想です。
ならば、この二つを組み合わせたらどうなるでしょう????。
人と人をつなぐ。
そこへ、
人と仕事をつなぐ。
という機能を加える。
すると、
これまで考えてきた「母校を中心とした卒業生ネットワーク」の意味が、
まったく違って見えてきました。
母校は、昔を懐かしむ場所だけではないと言う事に気が付いたのです!!
例えば、
卒業して20年経った人が、転職を考えたとします。
普通なら求人サイトを見るでしょう。
人材紹介会社へ相談するかもしれません。
しかし、
母校には何万人という卒業生がいます。
その中には、
会社を経営している人もいる。人事担当者もいる。
新しい人材を探している企業もある。
一方には、
転職したい卒業生。
もう一方には、
人材を探している卒業生経営者。
同じ母校の中に両方がいるのに、お互いの存在を知らない。
考えてみれば、実にもったいない話です。
今回、20年前に蒔いた種が、20年後の特許と出会ったのです。
20年前、
私は、「人と人をどうやってつなぐか」を考えていました。
20年以上経った今、
私はまた、「人と企業をどうやってつなぐか」を考えて特許を取得していました。
結局私は、20年以上、同じことを考えていたのかもしれません。
「本来出会うべき人同士を、どうすれば出会わせることができるのか。」
そう考えると、
二つの特許は、別々の発明ではなくなりました。
20年前に蒔いた種から伸びた一本の枝と、最近生まれたもう一本の枝が、
今になって一本につながったように感じたのです。
そして、
その二つをつなぐ中心に、
「学校」という存在が見えてきました。
明日は
なぜ学校が「仕事をつなぐ場所」になり得るのかの話に
続く、、、、。