EXECUTIVE BLOG
2023.8.13
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日は 日航ジャンボ機が御巣鷹山に墜落した日で
それで 山の日が 当初の予定の八月十二日ではなく 一日繰り上げて
八月十一日に決まったと言う話から
私が搭乗予定だった 日航羽田沖墜落事故の話でした。
そこに乗っていた知人は 事故機から商談先へ向かったのです。
当時であれば ビジネスマンの鑑と言われて称賛されましたが
今 同じような状況で事故機から取引先に向かったら 称賛されるどころか
会社がそのような指導をしているのか?? とかで 叩かれそうです。
我々が 入社したころは 明治生まれのかたが大幹部としていましたし
太平洋戦争体験者が役職者として多数いました。
私の会社には 特攻隊の生き残りの方もいました。
お腹が空いたとか 疲れたとかいう言葉は禁句でした。
そんな事を言おうものならば 戦地で命懸けで戦っていた時は
ロクに食事も出来ず 休憩なんてもってのほかだったのだ と怒られていました。
実際 ガタルカナル島での戦いや 南太平洋で戦っていた兵隊は
飲まず食わずの戦いを強いられていたのです。
今の時代 こんな事を強要したら コンプライアンス違反だとかで 世間からも
叩かれていたと思います。
昨日 平成生まれの若い社員に 昔のリゲインのCMのキャッチコピーが
「24時間戦えますか?」 と言うCMがあったのを知ってるか??
と聞いたところ
なんですかそれ?と言う顔をしてました
この商品は1988年に誕生し、“企業戦士”の必須アイテムとして
一世を風靡した栄養ドリンクでした。
しかし、働き方改革が進む中、長時間勤務は美徳ではなくなったのです。
バブルが崩壊した後、今では働き方改革が叫ばれ、一生懸命働かせる会社は
ブラック企業と呼ばれてしまい、
ついに『24時間戦えますか』は、死語になってしまったのです。
スイスのIMDという調査機関が毎年調べている国際競争力で見ると、
1991年までは日本の国際競争力は世界第1位だったようです。
日本は落ちぶれつつあると言われていますし、まだ落ちることになるのではと心配してます。
なぜこうなってしまったのか????…
その要因は一つではないでしょう。
ただ、いまの人にハングリー精神はなく
以前のように我武者羅に働かない習慣が身についてしまっているが
要因の一つではと考えてしまいます。
先人たちは日本の高度成長期に徹夜・早出・休日出勤・超過残業までして必死に働いてました。
彼らがいまの人の働きぶりを見ると嘆くのではと思います。
ただ 時代は確実に進化しています 他国はその流れに乗って成長しているのでれば
我々も知恵を出して行けば良いのだとおもいます。
いつも言っているのは それを邪魔しているのが 常識と思っている事なのではと
思います。
常識に囚われる事無く 常に頭を柔軟に改革を重ねる事で
国力は回復すると思っていますので
まだまだ 私は24時間戦う企業戦士として最後まで戦うつもりでいます。
話は変わりますが
今日からお盆の入りですね
15日は終戦記念日です。
先ほど書いた ガダルカナル島でも多くの兵士が戦死しました
その島だけでなく インパール作戦でも多くの日本兵が餓死しました
これらの悲惨な戦いを振る返る事も平和への道に繋がると思います
明日は 彼ら勇敢な兵士は自分達の子や孫 子孫を守るためにどのような戦いをして
来たのか????
に
続く、、、。