EXECUTIVE BLOG
2024.6.12
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは アフリカの話から
6月10日が 時の記念日だと言う話になり
日本で最初の時計と言われているのは、天智天皇が作ったと言われている
水時計と言う事でした。
一体時間と言う概念を人類は いつから持つようになったのかにも
興味が湧きますね
人類最古の時計は日時計ですね、
紀元前5000年頃のエジプトでは、地上にまっすぐにグノモンと言われる投影棒を立てて、グノモンの影の位置や長さでおおよその時刻を計っていたそうです。
イギリスのソールズベリー大聖堂には1386年に作られた世界最古の機械式時計があり、
現在も稼働しているそうです。
何千年にもわたって時計は時間を計り、その経過を追うために用いられてきていますが、現在使われている六十進法の時間単位は紀元前約2000年にシュメールで考えられたものだそうです。
1日を12時間2組に分けたのは古代エジプト人で
巨大なオベリスクの影を日時計に見立てたことが起源だと言われています。
同じ様に、最初に使われたとされる水時計もそのころ出来たようです。
水時計は後にエジプト以外でも用いられるようになり、
古代ギリシアではこれをクレプシドラの名で呼んでいて、
古代中国の殷では、水があふれる仕組みを利用した水時計が発明されたのです。
この殷の時代の水時計がやがて日本に伝わって 天智天皇の日本最初の水時計と
なったのかもしれません。
宇宙が誕生以来 時は進んでいますが
時間は存在しないと言う理論があるそうです。
いやそうは言ったってこうやって呼吸をしている間にもカチッカチッカチッと時計の針は動いているんだから──とつい否定したくなるのですが、
これを言っているのは、一般相対性理論と量子力学を統合する、量子重力理論の専門家である理論物理学者なのです。
なんど聞いても分からないのですが、
ニュートンやアインシュタインはそれぞれの方法で時間と空間が入り交じる
「時空」を想定しましたが、
量子論を取り入れたループ量子重力理論では、
分割不可能な最小単位である「空間量子」が連続することで、
まるで時間や空間といった一つなぎのものが存在するかのように
「見えるだけ」としているのだと言う事なのですが
これでは 一体なんなの とチンプンカンプンですので
もう少し理解を深めてみたいと思います。
そんな研究もされる前の 古代人は どのように時間を把握していたのか??
は 明日に続く、、。