EXECUTIVE BLOG
2019.12.16
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは
建設の施主から 情報の施主に成ることの
大切さを書きました。
言葉でいうのは簡単ですが
情報の施主に成るためには 日頃営業している中で
自分の仕事に直接関係ない事でも 相談にまず乗ることの
大切さ。
相手からすると直接売り込みを受けるわけではないので
本音からいろいろと相談することが起きてきます
例えば
ある 建材メーカーの方が 福岡支店が手狭だと感じていたのですが
通常であれば 建設会社にすぐに相談をすれば済むことですが
普段はその建設会社がお客様になるわけですから 下手に
相談すると 万が一 話がこじれた時などは それが原因で
今度は自分の首を絞めかねない状況に追い込まれる恐れがあるのです
又 一社に決めると他の建設会社から なぜ自分のところの最初に
相談しなかったのか? とか
を 考えると 躊躇して どこにも相談できないまま
手狭で不便な事務所で我慢をしていたのでした
その気持ちをなんとなく感じた私は 本来は物流の営業をしているのが
普通ですが
自分が間に入ることで 直接その建材メーカーさんの名前も出ませんし
万が一 途中で話がこじれてもその責任は私にあるので
安心ではないですか? と話をしたところ
この話に納得されて任されることになったのです。
まかされるのは簡単ですが
それからが大変です
その時は 少し前に自分の倉庫建設で少しは建設に関する
知識はありましたので
自社物件を建てる事を前提に動くことにしたのです
先ず 遊休地を探す不動産事業のようなことから開始して
次は その地主さんとの交渉
そして 建設会社の選定なども行いました
後から知ることですが このような事をするのに
建設コンサルタントが存在しているのですが
そういう方に頼むと いろいろ報酬が高くつきますが
この時の私は おせっかい的な動きでしたので
なんの報酬を頂くわけでもないですし
事案がうまく進まなくても 建材メーカーさんにとっては
何の責任も無いので安心して それからと言うものは
話をすることが出来ました。
この間の事を書くとまた 長々となりますので
結論から言いますと
万事順調に話が進み
建材メーカーさんが望む事業所が完成されるのです。
通常ですと そのあとお礼に 幾らかの謝礼をもらうのか?
もしくは その建材メーカーの物流を受注できたのかとなるでしょうが
謝礼も一切頂かず 物流に関しては その建材メーカーは大手物流会社と提携していたので この規模で 物流契約を弊社に変更などは すぐには困難でした
では どうしたら良いのか??
今回のシリーズは
建設の施主から 情報の施主でになることが大切だと書いています。
そこから 産まれるものは何か???
お分かりですよね???
それは
明日に続く。