EXECUTIVE BLOG
2020.11.4
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです
昨日までは
営業で 色々な地区に行くと
色んな出来事に出くわすと言う話でした。
しかし どこに行っても地元の方は故郷愛が強いですね
甲子園では それまで全く地元で知らない学校が出てきても
熱心に応援をしたくなるものです
逆に 他のエリアの事はあまり興味を持たないのが現実です
昨日も知ったのですが
福岡では 普通に使っている単語で
押しピンという言葉あるのですが 関東では画鋲と言わなければ分からないと
聞きました
それまでは押しピンが標準語だと思っていたのです。
地方に行きますと その地方の方しか分からない言葉が沢山ありますし
その地方で産まれたイワレも多々あります
その中の 一つにあるのが 急がば回れ と言う言葉です。
この意味は誰でもご存知の通り
急ぐからといって危険で何があるかわからない近道を選ぶよりは、
遠いけれど確実にたどり着くことのできる回り道を選ぶ方が賢明だという事の例えですね
しかし 語源となるとなかなか知らないものです。
「急がば回れ」は実は、
「もののふの矢橋の船は速けれど急がば回れ瀬田の長橋」
という、室町時代の宗長という歌人の短歌が語源とされています。
当時の武士が京の都に上る際の歌で、「もののふ」とは「武士」、
「矢橋の船」とは「矢橋の港から出る船」のこと、
「瀬田の長橋」とは「瀬田という場所に掛かる橋」のことを指すのです。
「武士が京の都に上る時、琵琶湖を矢橋の船で渡ると早いけど、
比叡山から吹き付ける比叡おろしという風に煽られて転覆する可能性があって危険なので、急ぐなら回り道だけど瀬田の長橋を歩いて渡った方が安全ですよ」
という意味の短歌だったのです。
この「急がば回れ」の部分だけが一般的に広まったことわざだったのですね。
この言葉も滋賀に来るまでは全くその由来を知りませんでした。
そして 滋賀と言えば これまた有名なのが かつてありました彦根藩です。
彦根藩と聞いて思い出すのが 井伊直弼ですね
歴史を嫌いな方でも 井伊直弼の名前は聞いた事があるかと思います
学校では
強権をもって国内の反対勢力を粛清したが(安政の大獄)、
それらの反動を受けて暗殺された(桜田門外の変)。
と言う事を教えていますね。
桜田門外の変は 幕末1860年の出来事です
遠い昔の歴史の中の話とばかり思っていたのですが
なんと それから 約150年後の現代に
彦根市で 井伊直弼に纏わる大きな出来事がおきるのです
聞いてみると
そんな馬鹿な事が いまさら!!???
と驚く内容なのです
その
内容とは???
それは
明日に続く、、。