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社長&顧問ブログ

2020.12.8

本日は開戦記念日です

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです

 

昨日までは 何故か終戦の日の話しから

終戦の日に起きた クーデター未遂事件と

森師団長暗殺から偽命令が近衛連隊に伝わってしまった事

近衛師団は 皇居の警備と皇室警備の妊にあたり師団でしたが

では 戦後は どの部署が 皇居警備を行っているのかに

話を進めなければなりませんでしたが

 

本日は 太平洋戦争開戦記念日です

昭和16128日に パールハーバー攻撃を開始して

昭和20815日の終戦を迎えるまでが太平洋戦争期間だったのです

 

それで  昨日まで書かせて頂いた 終戦の詔書については

多くの人が聞いたこと見たことがあるのでしょうが

 

開戦の詔書を読んだことがある人は少ないのではないでしょうか?

 

戦後は 戦争を開始した日本は悪者扱いされていて

隣国はいまだに謝罪を要求してますし

我々も学校で あれは侵略戦争だったかのように教わっていました

 

今一度 開戦記念日にあたり 開戦の詔書を見返すことにしたいと思います。

 

ここで 口語訳を紹介したいと思います、

少し長いですが なかなか読んだ事がないと思いますので

全文を紹介します。

 

「開戦の詔書」

 

 

 

神々のご加護を保有し、万世一系の皇位を継ぐ大日本帝国天皇は、

忠実で勇敢な汝ら臣民にはっきりと示す。

私はここに、米国及び英国に対して宣戦を布告する。

私の陸海軍将兵は、全力を奮って交戦に従事し、

私のすべての政府関係者はつとめに励んで職務に身をささげ、

私の国民はおのおのその本分をつくし、

一億の心をひとつにして国家の総力を挙げ、

この戦争の目的を達成するために手ちがいのないようにせよ。

 

そもそも、東アジアの安定を確保して、世界の平和に寄与する事は、大いなる明治天皇と、その偉大さを受け継がれた大正天皇が構想されたことで、私が常に心がけている事である。

そして、各国との交流を篤くし、万国の共栄の喜びをともにすることは、帝国の外交の要としているところである。

 

今や、不幸にして、米英両国と争いを開始するにいたった。

まことにやむをえない事態となった。

このような事態は、私の本意ではない。

 

残念なことに中華民国は、以前より我が帝国の真意を理解せず、

みだりに闘争を起こし、東アジアの平和を乱し、

ついに帝国に武器をとらせる事態にいたらしめ、もう四年以上経過している。

 

さいわいに国民政府は南京政府に新たに変わった。

帝国はこの政府と、善隣の誼(よしみ)を結び、ともに提携するようになったが、

重慶に残存する蒋介石一味は、米英の庇護を当てにし、

兄弟である南京政府と、いまだに相互のせめぎあう姿勢を改めない。

 

米英両国は、残存する蒋介石政権を支援し、東アジアの混乱を助長し、

平和の美名にかくれて、東洋を征服する非道な野望をたくましくしている。

 

それだけでなく、くみする国々を誘い、帝国の周辺において、

軍備を増強し、わが国に挑戦し、更に帝国の平和的通商にあらゆる妨害を与え、

ついには意図的に経済断行をして、帝国の生存に重大なる脅威を加えている。

 

私は政府に事態を平和の裡(うち)に解決させようと、長い間、忍耐してきたが、

米英は、少しも互いに譲り合う精神がなく、むやみに事態の解決を遅らせようとし、

その間にもますます、経済上・軍事上の脅威を増大し続け、

それによって我が国を屈服させようとしている。

 

このような事態がこのまま続けば、東アジアの安定に関して我が帝国がはらってきた積年の努力は、ことごとく水の泡となり、帝国の存立も、まさに危機に瀕することになる。

ことここに至っては、我が帝国は今や、自存と自衛の為に、決然と立上がり、一切の障害を破砕する以外にない。

 

皇祖皇宗の神霊をいただき、私は、汝ら国民の忠誠と武勇を信頼し、

祖先の遺業を押し広め、すみやかに禍根をとり除き、

東アジアに永遠の平和を確立し、

それによって帝国の光栄の保全を期すものである。

 

御名御璽

昭和十六年十二月八日

 

と言う内容です

 

開戦記念日ですが

あくまでも平和を願いながら

これの要約については

 

明日に続きます。

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