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社長&顧問ブログ

2020.12.10

東条英機

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです

 

昨日までは 話があちこちにとんだ挙句

終戦の詔書の話から 開戦の詔書の話になってしまいました

 

改めて どちらも読んでみますと当時の時代背景が浮かんできます。

 

明治維新も遠い昔のような気がしますよね

 

それまでは 徳川体制で鎖国を続けていた日本を

幕末の志士たちは このままでは 日本は列強国の植民地とされて

しまうとの憂いから立ち上がり

ご存知の坂本龍馬の働きで 薩長同盟を結ぶことに成功し

日本が一つとなって 外国と立ち向かえるように頑張ってきたのです

 

そして 新制明治政府のもと 富国強兵策を押し進め

海外の列強国に負けない国づくりを国民一丸となっていたのです。

 

そして 昭和になり 一部強硬派軍部の思惑もあったのでしょうが

先に書いたように 日本は強敵を前に ひるむことなく立ち向かう事を

決断したのでした

その開戦の詔書が一昨日書いた内容で あくまでも アジアの平和を日本が

求めていたことを知ることが出来ます

 

この開戦の詔書が出た当日

当時の東条英機総理大臣が国民に向けて ラジオ放送をしています

その時の映像と放送されたないようは

https://www.youtube.com/watch?v=EvDlpwWz9Ag

 

ここでご覧いただけます。

 

東条英機首相が 国民に向けて宣戦布告をしなければならなかったことを

演説しているのですが 言葉使いが難解なものが多く 現代人では

理解できない事が多々あると思います。

折角の機会ですので 是非ご覧頂きたいと思います。

 

この東条英機は 戦後 ヒトラーに並ぶ極悪人扱いを受けました。

一部の研究によりますと 彼は有能な官僚であったが故に

戦争に邁進したかの様に取られていますね

 

それは 当時帝国陸軍で 首相であり 陸軍大臣を兼務し そして 参謀総長まで

兼務していたのでそのように捉えられています。

 

東条英機は戦況が悪化する中、陸軍の統帥を一元化して強化するため、

「陸軍参謀総長を自分が兼任する」と

天皇に上奏したです。

その時、天皇陛下からは「統帥権の確立に影響はないか」との問いに対して

「政治と統帥は区別するので弊害はありません」と奉答しているのです。

 

行政権の責任者である首相、陸軍軍政の長である陸軍大臣、軍令の長である参謀総長の三職を兼任したことは、天皇の統帥権に抵触するおそれがあるとして厳しい批判を受けたのです。

 

この事があり 後年 東条英機がヒトラーの様な独裁者として見られてしまったのです。

 

そして 

戦後 戦争犯罪人裁判が行われるのですが 世界中の人が 東条の死刑を望んでいたのです。

 

この裁判を 極東軍事裁判と呼ぶのですが

今考えると非常におかしな裁判であるのです

 

 

 

何故か???

 

それは

 

明日に続く、、。

 

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