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社長&顧問ブログ

2021.3.29

桜を見て思う事

 

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

昨日からの続きです

 

昨日までは 歴史の話から

球春を迎え プロ野球も開幕したと言う話しから

福岡に拠点を置く ホークスを誘致した時の話でした。

 

勿論私はホークスファンですが

開幕試合も二戦目の 今宮の活躍は目を見張るものがありました。

特に二戦目の難しいショートゴロをさばいたプレーは 歴史に残る超ファインプレーだと思います。

 

野球は このように人々に感動を与えて そしてそれをファン同士で語り合えることで

お互いの絆も深まるのだと改めて思うのでした。

 

さて 話は変わり

感動と言えば 人々は美しいものを見ると感動します

 

そして この時期は桜の時期でもあります。

美しく咲く桜を見ると感動しますね。

 

今日はその桜の話で思い出す言葉がありました。

 

それは 江戸時代の国学者の 本居宣長の和歌なのです。

 

靖国神社に参拝に行った時に 隣に記念館があるのですか

その建物の中に入った時に

先ず目に入るのが 本居宣長の 和歌なのです。

その和歌とは

「敷島の大和心を人問はば朝日ににほふ山桜花」

です。

何故 この和歌が 靖国神社遊就館にあるのか? という事なのですが

 

その前に

この 遊就館とは何か?を知らなくてはなりません。

 

ここには、幕末維新期の動乱から大東亜戦争に至る戦没者

国事殉難者を祭神とする靖国神社の施設として、

戦没者や軍事関係の資料を収蔵・展示していて、1882年(明治15年)に開館した日本における「最初で最古の軍事博物館」なのです。

 

そしてこの「遊就館」という名称は、

『荀子』勧学篇の「故君子居必擇鄕、遊必就士、所以防邪僻而近中正也」(故ゆえに君子くんしは居おるに必かならず郷きょうを択えらび、遊あそぶに必かならず士しに就つくは、邪僻じゃへきを防ふせぎ中正ちゅうせいに近ちかづく所以ゆえんなり)

に拠るのです。

 

戊辰戦争から太平洋戦争の軍事博物館だという事なのです。

 

ご承知の通り 太平洋戦争末期は 日本軍は劣勢の戦いを強いられていました

それを なんとか巻き返すために考えられた作戦が特別攻撃です。

 

飛行機であれば 爆弾を付けたまま 敵艦に飛行機もろとも突っ込む作戦で

カミカゼ として 米軍からも恐れられていた攻撃方法です。

 

しかし この作戦は 兵士の命を軽く考えている作戦であることから

批判も多くあったのですが

 

そこで 国民の戦意を高揚する和歌として 本居宣長の

「敷島の大和心を人問はば朝日ににほふ山桜花」

が 利用されたのです。

 

この美しい和歌が 何故 戦意高揚に使われたのか??

 

それは

 

明日に続く、、。

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