EXECUTIVE BLOG
2021.5.5
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 炎天下の中
コンテナ3台から缶詰の荷物を一人で降ろすことになった
話から
その重作業のせいで 腕から指先までが動かなくなってしまって
食事をするのにも箸を落としてしまうと言う体験をした話でした。
大学を出て すぐに金融機関に勤務していて重労働などしたことが無かったので
幾ら20代だったとは言え
慣れてない作業の為に いつも体がパンパンでした
しかし これを20年近く行っていたおかげで
身体が鍛えられていて それで今でも風邪一つ引かず 元気なのは
この時のおかげではと思っています。
当時は 物流現場の事も良く分かっていませんでしたので
とにかく朝一番に出社して
毎日入庫してくるトラックから荷物を降ろし 定時に社員が出て来るときには
その作業は全て終わらせておくことで
次の仕事の仕掛りが早くなり 夕方も残業が少なくて済むように
先へ先へと行動しながら現場を学んでいました。
朝は午前5時から夜は9時近くまで現場で作業をしていた事になります。
そういう仕事の連続でしたので
夜の仕事が終わる頃には、全身汗まみれ埃まみれになっていたのです。
ようやく一日の締めをして 帰る事になるのですが
今の時代の様に 弁当屋さんが夜開いているわけでもなく
コンビニも少ない時代でしたから
遅くなった時は 国道沿いにある ファミリーレストランを利用したりしていました。
ある日 仕事が遅くなり くたくたになりながら 失礼ながら 作業服のまま
そのレストランに入ったのですが
私が入るや否や ウェイトレスさんが異様な目で私を見るのです。
あきらかに薄汚れた男が無銭飲食でもするのでは?
と言うような目つきではと感じるような態度でした。
しかし
こちらは 重労働の後で お腹もペコペコでしたので
とにかく一刻も早く食事をしたいと思い注文をしたのです。
そして注文の商品が出来上がり私のテーブルのところに持って来る時に
あからさまに近づきたくないと言うような感じで
殆ど投げるように持って来るのです。
こちらは 客だぞと一瞬思いましたが
温かい食事にありつけるだけでも有難いと思い その失礼な態度に文句は言わないで
食事をしました。
食事途中コップの水の入れ替えにも来ませんし、明らかに近づきたくないと言う感じがミエミエでした。
なんて態度だと思いながらも まあ こちらが薄汚れた格好だったから仕方がないのだろうなと思いながらも自分の中では至福のひと時を過ごしていたのです。
そして
食事も終わり
会計をするのですが
当時私は 何故かそのレストランのお得意様しか持っていないチケットを
持っていて、いつも支払い時にはそれを使っていたので
その時も いつもの様にそのチケットを提出したのでした
そうすると
思わぬ事態になったのでした、、
それは、、、、
明日に続く、、、、。