EXECUTIVE BLOG
2021.5.12
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは
少し話が逸れてしまいまして
地獄の営業特訓の研修で 鬼のシゴキをものともせずに受け流すと言う
強い心を持ち続ける訓練を敢えてそこで行ったと言う話から
社会人一年生の時に 会社で酷い虐めにあっていたが
それを乗り越えて 逆に 強い絆が出来あがって行くと言う話になってきました。
そもそも 地獄の営業特訓をしても 実際現場に戻ってみると
また元に戻ってしまって 成績を上げられないと言う人が多いそうです。
集団で特訓して 駅前に並ばせて大声をあげさせたりとかで 営業成績が
簡単に上がるものではないと思います。
研修ではガンガン命令されてくるので 全てを受け流す心を持つことに私は徹して
心が動かされない訓練をその中から見出しました
これにより その後、社会に出ていかなるクレームとかで大声を上げらられたりしても 動揺しないと言う精神力が養われたことの方が 結果的は良かったと思いました。
さて
サラリーマン一年生の時の話に戻りますが
先輩たちは 自分たちが受けて来た虐めの洗礼を私も受ける事を楽しみにしているようで
何のアドバイスもされることは無かったのです。
先に書きますが 私は この虐めの洗礼の悪しき習慣を 私の時に止めなければならないと言う考えになり 結果的は長年続いた習慣は止まることになったのです。
後輩たちは 前を知りませんから 明るい働きやすい職場だと思っていたようです。
入社して各部署をローテンションで回って いよいよその鬼がいる
職場へと回されるのですが 一人の鬼の為に その課だけが異常に重苦しく暗いのです。
社内でそこだけが暗雲が立ち込めている感覚なのでした。
毎日朝から いろいろ小言から始まり 先に書きましたように 心を責めてきて
プライドをずたずたにしてくるのでした。
当時同期と毎晩食事をしながら 「明日は会社に行きたくないな」と愚痴ばかりでした。
しかし 愚痴ばかり言っては 会社の為にはなりません
上司は見て見ぬふりで まったくその行為に対しては何も言わないのでした。
これではいかんと思い どうすればこの虐めから抜け出すことが出来るのか?
を考えたのです。
そもそも 何故イジメるのか? イジメることに快感を覚えているのではと考えたのです・。
それまで先輩社員たちは一流国立大学を優秀な成績で卒業して入社してきた方ばかりですから頭は良いのですが
実際の業務は当然ですが経験もないために 分からない事や出来ない事があり ミスを
すると そこに ガツンと突っ込んできて 先輩たちは なまじプライドがあるので
悔しくて涙を流していたのです
その姿を見るのがきっと 楽しいのだろうと思った私は
全くプライドなんてない 馬鹿人間を演じ続けたのでした
どんなに激しくミスをののしられても 馬鹿だからしかたありません 的な態度を
取り続けたり
ミスをした時は 怒鳴られる前に その人のところに飛んで行き あえて深々と土下座して謝ったのです。
これを繰り返しているうちに この男は虐め甲斐が無いなと摺り込んで行ったのでした。
そして 逆に積極的に先手を打ってわかならい事を質問したりして
気に入られる存在になって行ったのです。
そいれから ミスが起きてから対処するのではなくミスが起こらないためにはどうするかを考え
それまでは 単純にミス防止とか事故防止とかの標榜だけが先行して
その原因を探る事などしてなかったのでしたし そういう事を話しあう雰囲気ではなかったのです
しかし 馬鹿な新入社員が入ってきて なにか必死でやろうとしているなと言う姿を
見せ続けて行った結果 周りが
しょうがない この馬鹿に付き合ってみるかと言う雰囲気に徐々に変えていったのです。
そうして行くうちに その職場が明るくなり出し対話も増えて行きだして
今まで暗雲が立ち込めているような部署が 社内で一番明るく見える場所に変貌していき
他の部署の人から羨ましがられるほどになって行ったのでした
そして
ついに
あることが起きたのでした
それは
明日に続く、、。