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社長&顧問ブログ

2021.6.2

山がない国オランダ

高光産業株式会社 妹尾八郎です

昨日からの続きです。

 

昨日までは 感動の話から

ディズニーランドの話になり そこから

ハウステンボスへと話が逸れてしまいましたが、

毎朝 思いつくまま書かせて頂いて居るので

話があちこちに逸れてしまっています、

 

今日の話は 昨日にハウステンボスを見た 本場オランダ人が

これは違う! と何故思ったか? の話になりますね

 

何から何まで 本場オランダそっくりに造ったハウステンボスですが

オランダ人が見たら ある点だけがしっくりこなかったのです。

 

それは

何か??という事になるのですが

 

それは オランダと言う国を思い出して頂ければ分かると思います。

 

ご承知の通り オランダは国土の半分近くが 海抜マイナスメートルなのです

という事は

どう言う事かといいますと

国内には山がないのですね あったとしても 山と言えるようなものではなく せいぜい丘みたいなものなのです。

 

それで ハウステンボスに来たオランダ人が いきなり施設のすぐ後ろに山が迫っているのをみて

物凄く違和感を感じたという事なのです。

 

我々が日常目にしている山がどこにでもある風景が オランダには無い等という事を

考えもしませんよね 日本での常識はオランダでの常識ではないのです。

 

そして オランダと言えば 我々にとって一番の印象に残っているのは 風車ではないでしょうか?

オランダの風景写真をみると 大体風車が映ってますね

では この風車 何故 沢山あるか分かりますか?

 

オランダには、今でも1000基以上の風車が残っています。

風車にはさまざまな役割があり、建てられた時代によって風車の形や駆動原理が異なるそうです。

そのデザインの可愛らしさもオランダ風車の特長ですね。

この中で排水のために設置されたが風車が特に多く残されています。

水際に複数基が連なっているのが灌漑(排水)用、

丘の上にポツンとある風車が製粉などの工業用だそうです。

 

英語表記の地図や、国際空港などでオランダが

「Netherlands」と記載されているのをご覧になられた方も多いのではないかと思います。英語読みではネザーランド、オランダ語でネーデルラントですね。

その意味は「低地の国」なのです。

国土の多くが湿地帯の干拓で作られておりますが、

干拓地は沈下していく性質があるため、その多くが海よりも低い、海抜マイナスメートルとなっています。

海より低いという事は、常に水を汲み出さなければ、水没してしまうという事になります。

その水を汲み出すために作られたのが、風力を動力として水を汲みあげる事ができる風車だった、という訳です。

 

それから 意外に知られていないと思いますが

オランダの地名で ロッテルダム とか アムステルダム とか ダムが付く名前が多いのですが、

 

これは 低地の国なので 水が入ってこないように あちこちにダムを作っているからなんですよ。

 

このように 山がない国のオランダ人が

日本のハウステンボスを見ると違和感があるわけで

これは 違うと言う理由はここにあったのですね

 

という事で

 

またまた 話が逸れていますが

何とか軌道修正をしたいと思います

 

明日は どうなるのか??

 

 

続く、、、。

 

 

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